糸魚川市立 糸魚川小学校

　先週２８日の金曜日に、市役所横にある「相馬御風記念館」へ見学に行きました。糸魚川小学校の校歌を作った人ということで、子どもたちにとって身近な存在ではありながらも、具体的にどんなことをした人なのかはよくわからない様子でした。「糸魚川のステキ」に対する理解を深めるため、学芸員さんのガイドを聞きながら館内を見学させていただきました。

　11月21日（金）の昼休みから、羊さんの卒業式を行いました。卒業式は、子どもたちがやりたいことをあげ、いろいろな内容を準備していました。しかし、当日はあいにくの雨。そのため全員かっぱを着ての卒業式になり、内容も短縮しながらの実施になりました。

　学校では、１年生を招待するための「ぐんぐんお店やさん」の準備や、ドッジボール大会の開催などにエネルギーを注いでいる子どもたちです。
　これまで、一人一人のやりたいことや思いを大事にして教育活動を進めてきました。しかしそれは、一人一人がバラバラに過ごしたり、自分勝手なことをしたりしているということではありません。やりたいことはそれぞれにあっても、「１年生に喜んでもらいたい」「成功させたい」という思いは同じです。また、毎年恒例のドッジボール大会も、楽しみにしている子もいれば、苦手と感じている子もいます。それでも、その思いと向き合いながら、みんなで頑張ることを選んでいる子どもたちです。
　「一人一人」と「みんな」、どちらかだけの学校は楽しくありません。「一人一人」が大事にされることで生まれる安心や充実、「みんな」が大事にされることで生まれる面白みやエネルギーを、子ども自身が実感してくれているならうれしいです。

　１１月２７日（木）、ひすいの里のみなさんとの交流会をしました。子どもたちはこれまで、「自分もまわりの友達も大切にできるかかわり方」を考えながら、準備を進めてきました。
当日は、糸小の子どもとひすいの里の子どもが８つのグループに分かれ、各ブースを回って自分たちが考えたゲームを楽しみました。

　家庭科の調理実習で「ご飯」と「みそ汁」を作りました。パマ友の会では、ご飯を炊飯器で炊きましたが、今回はお鍋を使うやり方に挑戦しました。子どもたちは班ごとに役割分担をし、声をかけ合いながら協力して取り組む姿が見られました。

　18日（火）に糸魚川中学校の先生から出前授業をしていただきました。教科は「数学」です。中学校では、算数ではなく、数学になることを知っている子も多くいました。「算数よりも難しくなるのかな」と不安の声も聞かれましたが、授業が始まると、ゲーム感覚で数の大きさを考えたり、グループの友達と協力したりして、笑顔がたくさん見られるようになりました。

　少し前に、２年生が学校の畑で育てていたサツマイモのつるを、羊のえさとしてもらいました。せっかくもらったつるなので、休み時間に２年生を招待してえさやり体験をしてもらいました。音を立てながらつるを食べる羊さんに２年生が驚いたり、楽しそうにつるをあげたりしている様子を見て、「もっといろいろな人に羊さんを紹介したい！」と思った子どもたち。

　４年生はこれまで、図工の鑑賞会や「わひわひタイム」などを通して、ひすいの里総合学校の皆さんとの交流を重ねてきました。現在は、１１月２７日（木）の交流会に向けて、グループごとに準備を進めています。活動やルールが「誰にでも分かり、誰でも参加できるもの」になるよう、何度も話し合いを重ねてきました。

　先週はパマ友の会にお越しいただきありがとうございました。横断幕とおにぎり、2本立ての活動で、大忙しの2時間半だったと思いますが、子どもも大人も笑顔いっぱいの時間を過ごすことができました。

　今回の遊ぼうデーは６年生による読み聞かせでした。市民図書館からお借りした絵本の中から各々選び、読む練習したり読み終わったあとのクイズを考えたりしました。