能生中トピックス

　22日（月）に総務委員の3年生が企画した「年末大感謝祭」を実施しました。これまでの生徒会活動を振り返り、支え合った仲間に感謝し、３学期に向けさらに意識を高めようというものでした。振り返りスライドや縦割り班でのレクが行われ、大いに盛り上がりました。レクを進める中で生徒会長から「この企画のもう一つのねらいは、２年生が今後リードしていくことを意識してもらうこと」と話がありました。代替わりする生徒会の引継を「全校で意識しよう！」と、先を見据えたとても素晴らしい活動でもありました。３年生の総務委員の皆さん企画・運営ありがとうございました。

　今日、79日間の２学期が終了しました。「『充実期』にするために、さまざまなことに今まで以上に挑戦しよう！」生徒たちはそれぞれの目標に向かい、挑戦し続けた学期となりました。また一段と成長した姿に、しなやかさとたくましさを実感しました。
終業式を前に、２学期の各種大会・コンクール・検定の表彰を行いました。それぞれの頑張りを皆でたたえ合いました。終業式では、３名の代表生徒が、目標に向かって挑戦した自分を振り返り、感じたこと・考えたこと、そしてこれから目指す具体的な目標と取組を堂々と発表しました。校長講話では、今年の能生中を漢字で表すと「前」（生徒会スローガン「謳歌」達成に向け、常に前へ、前へと突き動いてきた姿）であることと『やる気』が出る仕組み「ズーニンの法則」について話をしました。顔を上げ、最後まで話をしっかり聞ける姿勢に改めて感激しました。

　終業式後は学活で通知表を手にし、さらにその後は、延期になった球技大会（男女別学級対抗ドッヂボール大会）を行い、２学期を締めくくりました。珍プレーあり、好プレーありで白熱した試合を繰り広げました。競技のほかに「円陣大賞」なるものもあり、試合前からムードも最高潮で楽しいひと時となりました。体育委員の皆さん企画・運営ありがとうございました。
　２学期が無事終了を迎えられるのは、保護者・地域の皆様、関係機関の皆様の御理解と御協力、そして温かな見守りあってのことです。感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。
　少し早いですがよいお年をお迎えください。

　19日（金）、１・２年生合同集会を開催しました。次年度の生徒会組織づくりに向けた内容で、新二役からは、目指す学校像や公約の再確認が行われ、協力してほしいことや積極的な参加を呼びかける熱い思いが伝えられました。また、現総務委員や専門委員長の３年生からは、活動内容ややりがいが語られ、よりよい学校づくりをしっかり引き継いでほしいというエールが送られました。新総務委員・専門委員長選出に向けた面接は、新年１月に実施予定です。
　同日、３年生のKYB活動を行いました。糸魚川市教育委員会スクールソーシャルワーカーの細井　広子　様を講師にお迎えし、「自分との向き合い方」をテーマに御講演いただきました。受検を控える３年生にとって、まさに「自分事」となる内容で、生徒たちは大きくうなずきながら、真剣にメモを取り、話に耳を傾けていました。講演を参考に、これからの数か月、自分と上手に向き合って過ごしてほしいと思います。

　12/18（木）昼休み「第75回社会を明るくする運動作文コンテスト」に応募した生徒の中で、糸魚川市の代表として県の審査会に進むことになった3年生と1年生の2名の生徒の表彰が校長室で行われました。犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域チカラをテーマに書かれた作文が評価され、2名とも「糸魚川地区保護司会賞」をいただきました。能生駅前や生徒玄関前でのあいさつ運動やパネル展示などでお世話になっている保護司会の皆さま、いつもありがとうございます。
　同じく12/18（木）の5・6限に全校合同理科授業が行われました。授業をしてくださったのは、非常勤講師として能生中２年生に理科を教えてくださっている水野敏明先生です。水野先生は、校長先生をご退職された後、69歳で気象予報士の資格を取られた経歴をもつ「天気」のスペシャリストです。
　授業では、「雲はどうしてできるのか？」の課題に、雲の発生の主要因である上昇気流、気圧と気温の関係などの実験を風船やシャボン玉、送風機を使って分かりやすく、楽しく教えてくださいました。雲を人工的に作る実験では、ペットボトルの中に雲を発生させてくださいました。最後に「雲はどうして落ちてこないの？」の問いには、その理由を送風機と風船を使ってその原理を再現してくださり、改めて考えてみると不思議だなぁに答えてくださいました。天気や飽和水蒸気量の単元は理科の学習中でも高校入試に出るくらい大切な学習内容です。昨日の授業を通して、さらに理科に興味をもってくれた生徒も増えたようです。水野先生ありがとうございました。

　２年生を対象に薬物乱用防止教室を実施しました。講師には能生ライオンズクラブの清水　靖博　様をお迎えし、「薬物乱用の実態を知り、適切に対処できる力を身に付けよう」をテーマにお話しいただきました。講話では、薬物に関する具体的な数値や動画を用いて、現状や実態を分かりやすく紹介してくださいました。後半は「断る勇気」をテーマに、グループで話し合う活動も行いました。最後に清水様から「薬物乱用は皆さんにとって一つもよいことはない」という強いメッセージが送られ、薬物の危険性について改めて深く考える機会となりました。
　昼休みに、今年学校で収穫したコットンを（株）ａｏ代表の家崎様にお渡ししました。コットンプロジェクトをリードしてきた、生徒会総務委員の３年生が感謝の言葉と気持ちを添え手渡ししました。能生中の誇りある活動として、全校で取り組んできた成果を改めて感じる時間となりました。

　「あんたがたどこさ ひごさ ひごどこさ…」柔剣道場からポップなリズムで、懐かしいわらべ歌が流れてきました。覗いてみると３年生がペアになり、タブレット端末から流れてくるわらべ歌に合わせ前後左右に軽快に跳ねていました。学年部職員に聞くと「学年レク前のアップです！」と返ってきました。レクは「オオカミさん今何時」（「だるまさん転んだ！」に似た鬼ごっこ）などを行いました。和気藹々とした雰囲気の中で、しばし笑顔あふれる時間を過ごしました。
　今日から期末面談が始まりました。限られた時間ではありますが、御家庭での様子をお聞きしたり、学校での頑張り等をお伝えしたりと、さまざまな情報を交換することができ貴重な時間となりました。今後も御家庭との連携を大切にし、教育活動を行っていきたいと思います。師走のお忙しい時期、御来校いただきありがとうございました。

　12日（金）、２学年の親子活動を実施しました。前半は、来年３月に予定している修学旅行のねらいや行程等について説明を行いました。また、旅行先に関する〇×クイズも実施し、親子で一緒に考えながら名所などについて楽しく学びました。後半は、親子混合でドッヂビー（ボールの代わりにフリスビーを投げる）を行いました。あちこちでハッスルプレーが見られ、笑顔あふれるひとときを過ごしました。雪が舞う日となりましたが、御参加いただいた保護者の皆様、ＰＴＡ役員の皆様、ありがとうございました。
　放課後には、学習成果の展示を代表生徒と職員で行いました。１・２階の多目的教室には、これまでの授業等で取り組んできたさまざまな成果物が整然と並べられ、掲示されました。早速、今朝の朝活動の時間に１年生が各教室を回り、鑑賞しました。発想力豊かな力作ぞろいですので、明日から始まる期末面談の際にぜひお立ち寄りください。

　日中も雪が舞う寒くて風の強い一日となりましたが、生徒たちは元気に学校生活を過ごしています。
　３年生の保健体育では、創作ダンスの練習が佳境を迎えています。来週末にはグループごとに練習の成果を披露する発表会が予定されています。タブレット端末を活用し、ダンス曲の選曲をはじめ、ステップや振り付けを確認し、楽しそうに取り組んでいました。
　２年生の美術では、木彫印材箱の磨き仕上げや作品を紹介する短冊作成に取り組んでいました。彫刻刀で彫り上げた木材の表面にニスを塗り、布で丁寧にふき取りつやを出していました。光沢を帯び凹凸がきれいに浮かび上がった作品は見応えがあります。来週からの作品展示に並びます。保護者面談の際には、ぜひご覧ください。
　１年生の英語では、「Who is your favorite character?」から会話が広がるよう、ペアで工夫しながら学習を進めていました。『目標は１分』と教科担当から。大型テレビに映し出された、ヒントとなる単語を使いながら一生懸命会話に取り組んでいました。

　今朝、生徒玄関には、昨日行われた令和８年度生徒会役員選挙の開票結果が掲示されていました。登校してきた生徒たちは、その掲示をじっと見つめてから教室へ向かいました。昼の放送では、選挙管理委員長が改めて当選者を報告するとともに、無効票がなかったことも伝えられ素晴らしい選挙であったことを振り返ました。これで無事生徒会選挙のすべての活動が終了しました。お疲れ様でした。さて、新年度に向けて重要な二役が決定しました。二役がそれぞれに掲げた公約が実現され、令和８年度の能生中生徒会がさらに発展していくことを今から楽しみにしています。
　各階の多目的教室から、この時期ならではのあの匂いが漂ってきました。そう、墨汁です。国語の時間に、恒例の書き初め練習が行われています。１年生は「平和の光」、２年生は「目標達成」、３年生は「初心貫徹」が課題です。学年が上がるにつれて書体も変わり、気持ちを落ち着かせて一筆一筆に集中する姿が見られます。どんな力作が仕上がるのか、とても楽しみです。

　12/10（水）日5・6限に令和8年度の能生中学校生徒会ニ役を決めるための立会演説会が行われました。選挙管理委員会が準備してくれた柔剣道場で生徒会長1名、生徒会男子副会長2名、生徒会女子副会長4名の計7名の立候補者とそれぞれの責任者が立候補者が立てた公約でどのような生徒会を創っていきたいのか、熱く語ってくれました。伝統の継承だけでなく、より能生中生徒会を発展させるためには何が大切なのかを、会員一人ひとりも考え、演説に耳を傾けていました。
　演説会終了後に各階の多目的教室で投票が行われ、当日開票されます。明日には生徒玄関ホールに当選者が告示されます。12/24（水）には市内４中学校の新生徒会役員が市内中学校に集まって生徒会交流会が行われることとなっています。来学期に行われる任命式後に、現生徒会総務委員から新役員へとバトンが渡されます。
　生徒会員それぞれが7年度を振り返り、新たな8年度の方向性を見つけられるようにしていきましょう。「挑戦」をキーワードに、心を寄り添わせた生徒会活動が行われることを楽しみにしています。

　12/5（金）に大晦日に放送予定のNSTのTV番組「学校のお宝拝見します」の収録が能生中で行われました。番組はおばたのおにいさんと吉田アナウンサーさんが県内の学校を訪問し、学校のお宝を紹介するという番組です。
　能生中のお宝は、もちろん第75代横綱大の里関の「手形」サインです。実は大の里関は、横綱となって初めて優勝した直後の10/2にお忍びで能生中に凱旋し、この手形サインを寄贈してくださいました。
　収録では、大の里関の手形はもちろんですが、能生中の特色ある教育活動や生徒会の目標であるSNGsなどについても校長先生から紹介していただきました。この日はちょうど３年生のPTA親子活動もあり、おばたのおにいさんのご厚意で、収録の合間にはフリースロー競技などに一緒に参加してくださいました。生徒たちが大喜びだったのはもちろんですが、写真撮影などお家の方も盛り上がっていました。放課後には、おばたのおにいさんから生徒たちにインタビュー等があり、特設相撲部の生徒と相撲対決などもしてくださいました。貴重な体験をさせていただきましたおばたのおにいさん、吉田アナウンサーさん、本当にありがとうございました。
　放送日は、以下の日時となりますので、どうぞご覧ください。

NST「学校のお宝拝見します」
12月31日（水）16:45~

　12/７（日）に県アンサンブルコンテストが開催され、上越地区会場の上越文化会館での演奏に吹奏楽部２年生３名１年生４名の７名が参加しました。出場を決めてから生徒会活動や感染症の流行など思うように練習ができないこともありましたが、自分たちができることをしっかりと表現しようと努めてきました。
　演奏順はなんと参加55校中の一番最後でした。演奏曲は管楽打楽器７重奏「受け継がれゆくもの」。静けさの中から曲が始まり、７名が躍動的にそれぞれの音色を重ね、能生中生らしい温かい演奏が会場を包みこみました。舞台袖にいたサポーターの部員も一緒に身体を動かし、ブレスも合わせていたそうです。吹奏楽部１３名全員で奏でることができました。
　演奏後は家族や応援に駆け付けてくれた先輩たちの顔を見つけ、緊張から解き放たれて笑顔の部員が多数。やりきった達成感にあふれていました。コンテストの最終演奏ということもあり、会場の外はもう真っ暗でした。コンテストの結果は帰路についてから。結果は『銀賞』。新チームとなってからの成長、自分や仲間と向き合ってきた確かな自信を感じられたようです。
　外部指導者の方や多くの家族、先輩たちも応援に駆け付けてくれました。たくさんの方々の支えのおかげです。本当にありがとうございました。

　本日、市長の久保田郁夫様が来校され、「人権」をテーマに能生中生にメッセージを届けてくださいました。市長から見た能生中のよさ、「日本一のあいさつ」「気持ちの優しさ」「人との縁を繋ぐ」を紹介された後、このよさを先につなぐ役割を果たしてほしいとエールをいただきました。特に「縁」の大切さを強調され、縁が切れるきっかけは相手の人権を侵害すること、「いじめ」がそれにあたると御指導いただきました。最後に「縁」を大切にして学校生活を送ってほしいと熱い思いを伝えてくださいました。お忙しい中、御来校いただきありがとうございました。
　今年度第２回学校運営協議会を行いました。市長講話に参加いただいた後、授業参観、協議会を行いました。委員の皆様からは、市長講話を聴く生徒の姿勢や態度、授業に臨む様子、音楽祭での合唱などたくさんのお褒めの言葉をいただきました。また、貴重な御意見をいただきましたので今後の学校運営に生かしてまいります。委員の皆様大変ありがとうございました。

　２年生の家庭科の時間に、コットン特別授業を行いました。学校で育てて収穫した白綿に加え、市内で収穫された白綿と、中能生小学校で収穫された茶綿を使い、綿糸づくりに挑戦しました。３名の講師の方に教えていただき、専用の道具を使って３つの工程をそれぞれ体験しました。
　第一工程は「種取り」。その名のとおり、綿から種を取り除く作業です。第二工程は「カーダー」という道具を使い、綿の繊維をほぐして『篠（しの）』と呼ばれる束にまとめます。最後の工程は「スピンドル」を使い、『篠』を細く長く糸状にしていきます。どの工程も楽しく、真剣に取り組む姿が印象的でした。中でも一番難しく、そして楽しかったのは糸にする工程だったようです。細かったり太かったり、少し強く引っ張ると切れてしまったりと悪戦苦闘の連続でしたが、糸になっていく様子を目の前で見られ、達成感を味わっていました。
　今日作った綿糸は、後日、家庭科の時間にミニキーホルダーづくりに使われる予定です。とても楽しみです。
　講師を務めていただきました３名の皆様、貴重な体験をありがとうございました。