学校からのお知らせ__

【2年生】自己選択学習



 今年度最後の校内授業研究が行われました。公開授業を担当したのは2年生です。2年生は、早くから「自己選択学習」に取り組んできました。国語の時間には、自分たちで学習計画を確認し、学習のめあてや流れを考えて進めてきました。今、自分たちの学習の流れを確認しています。
 現在、学校は働き方改革と同様に、授業の変革期を迎えています。その新しいスタイルは「一斉授業をやめてみる」という挑戦です。日本の学校で学んだ多くの大人は、一斉授業に慣れ親しんできました。そのため、当校の取り組みに戸惑いや「この方法でよいのか」という声も聞こえてきます。しかし、一斉授業では学びにくい児童が増えているのも事実です。目の前の課題に向き合い、子どもたちが主体的に学べるようにしたい。その思いから、この取り組みを進めています。



 当校の「自己選択学習」は、当初、どこで自己選択の場を設定し、主体的に学ぶ力をどう育成するかが課題でした。しかし、取り組みを進める中で、私たちの実践が、文部科学省の掲げる「個別最適な学びと協働的な学びの一体化」という目標に近づいていることに気付きました。そこで、研究を重ねながら価値を見出し、子どもたちの学びを丁寧に観察しつつ、校内授業研究を進めてきました。
 
 子どもたちは誰とどこで、どのようなワークシートを使って学習するかを選択して学びを進めます。2年生の子どもたちは、これまでの学習の蓄積(学び方)があります。担任の合図の後、一斉にそれぞれが動き出し、自分の学びを成り立たせていました。



 子どもたちは、学びを進めるために「学び方」と「めがね」を身につけています。この二つを獲得することが、自己選択学習の大きな目的です。
 「学び方」は、どの教科でも共通して働き、自分の学習を成り立たせる力です。これは、従来にはなかった新しい視点です。総合的な学習や生活科では、探究学習としてこの「学び方」を活かしながら学習が展開されてきました。
 一方、「めがね」とは「見方・考え方」を指します。たとえば、2年生の子どもたちは、詳しく書かれた文章を読みながら、「どのように書けば、より詳しくなるのか」というめがねをかけて考えています。その結果、新たな文章を見た時に、その中から多くの「詳しくなるポイント」を見つけることができました。


2025年12月10日