学校からのお知らせ__
今日の4時間目に6年生の道徳科の授業がありました。 資料は、昔から5、6年生の学習で使用されている「手品師」という物語です。 手品師は、男の子との約束と自分の夢の実現との選択で迷いに迷い、心の中で葛藤します。葛藤した結果、手品師は大舞台を選ばずに男の子との約束を選ぶというお話しです。 子供たちは、手品師の迷いについて考えました。 また、考える際に「役割ディスカッション」をし、「男の子との約束を守りたい」「大劇場に行って夢をかなえたい」、それぞれの立場になり理由を出し合いました。
「男の子がかわいそう」 「しかし、大舞台に行けば夢をかなえるチャンスになる」 「しかし、約束したことを守らないと気持ちが落ち着かない」 「しかし、お金をかせげるようになる」・・・・・ 手品師の迷い、葛藤の理由は様々です。
最後に、手品師が大切にしていたことを考え、自分や仲間の思う「誠実さ」「すがすがしさ」について発表しました。 誠実とは、「真心をもって人や物事に対すること」です。手品師の行動だけに着目するのではなく、心の動き、迷い、誠実さに焦点を当てた授業でした。 たくさんの子供たちが挙手し、考えを述べていました。すばらしい6年生ですね。