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6月19日(月) 5年総合的な学習「上路の田んぼで溝切り」



円柱ブロックで溝きり

 この時期に、「溝切り」という作業を行います。溝切りをすると、

1.排水・中干し(根の発達を促す)がスムーズになる。
2.土中の有害ガス(硫化水素、メタンガスなど)を抜くことができる。(田んぼが湧くと言うそうです)
3.旱魃(かんばつ)の場合は、逆に溝に水を溜めることで対応策となる。上路では、水不足はなさそうですが・・・。
 昔の人は、ブロックや舟形の角材を人力で引っ張っていました。子供たちは、昔ながらの方法にチャレンジしました。

 田植えの時に、泥に抵抗があって田んぼに入れなかった子供たちも、今日は、「ほしヒカレ米」の成長のためにという思いから田んぼに入れました。



手作り看板

 子供たちが制作した看板です。田んぼの先生「師匠」が立ててくださいました。子供たちの思いや願いがたくさんつまっています。
 作業の合間には、「師匠」が用意してくださった「こびり」をいただき、重労働の疲れも吹っ飛びました。



チーム「ヒ・カ・レ」

 最後は、学校や家庭で育てている「バケツ稲」の成長で困っていることを「師匠」に相談しました。

 「元気がない」「黄色くなっている葉がある」「虫がくっついている」などなど、自分で育てているからこそ気付くことがたくさん出てきました。

 「師匠」から肥料を分けていただいたり、的確な栽培方法を教えていただいたりしました。

 記念撮影では、「はい、チーズ」ではなく「チーム、ヒ・カ・レ」と声を揃えました。


2023年06月19日