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5月25日(木)4年国語 説明文「自然のひみつ あめんぼはにん者か」



 4年生の説明文では、「段落の要点をつかみ,段落相互の関係を考えながら読むことを通して,書かれている事柄を正しく読み取る力」を育てることをねらいとしています。

 アメンボは、子供たちにとってとても身近です。知らない子供は、ほとんどいないでしょう。水たまりや池、流れのゆるい川の水面上を、まるで忍者のようにスイスイと簡単に動き回っています。

 授業者は、段落相互の関係を考えられるよう、説明文の要点を構造的に表せられるよう、ワークシートを使用しています。

 蛇足ですが、アメンボの名前の由来は、飴のようなにおいがするからだそうです。捕まえて、においをかいでみてください。



 子供たちは、説明されている内容を正しく読み取ることや具体的な説明を読み取れたとしても,抽象的にまとめられている筆者の主張をまとめることが苦手です。説明文を正確に読み取ること,事実と意見の関係をとらえて読むことなどが課題なのです。

 読み取るためには、接続語や指示語に着目し、前後の段落の関係をきちんと捉え、指示語が何を示しているのかを理解することが大切になってきます。

 読書さえしていれば「読解力」を獲得できると思いがちですが、接続語や指示語の役割をきちんと捉えられるようになることが重要だと考えます。
 



 チャイムが鳴り、20分休みになりました。カメラを向けると、ピースサインで応えます。

 元気で明るい4年生。国語の説明文で、読解力をしっかりと付けていきたいです。


2023年05月25日