学校から__
11月8日(金)、糸魚川市教育研究会の社会科部会が能生小学校で開催されました。研究会では、5年生の社会科の授業を公開しました。市内のたくさんの先生方が参観に訪れました。緊張感もあったと思いますが、5年生はいつも通りに元気に学習に取り組んでいました。
授業の課題は、「日本の水産業は今後衰退していくのか、それとも盛り返すことができるのか」でした。これまでの学習で、能生小泊漁港で漁業に携わる方々にゲストティーチャーとして来校していただき話をお聞きしたり、海洋高校の養殖施設を見学したり、実際に小泊漁港での競りの様子も見学に行ったりなど、課題に対する自分なりの答えを見出そうと、必死に学習に取り組んできました。
授業では、「衰退する」のではと考える子どもたちも、「盛り返す」と思う子どもたちも、それぞれが自分の考えに根拠をもって堂々と意見を語っている姿が印象的でした。能生地区の発展と水産業の発展は、切り離せない切実な関係にあります。だからこそ、自分事として受け止めながら学びに向かう子どもたちの姿について、授業後先生方と熱く語り合う時間となりました。