学校からのお知らせ__

工夫は希望の種



5月26日(火)

 入学式で、1年生にプレゼントした「わかったね」「げんきだね」「えがおだね」の3つの種に加えて、能生小学校では、「工夫のたね」が、芽を出しています。
 その芽は「わかしおパフォーマンス大会」に向けての練習の中でぐんぐん育っています。
 運動会は中止になりましたが、「団結力」や「高学年のリーダー性」「協力する力」は、子どもたちに育てたい大切な力です。そこで、「わかしお応援パフォーマンス大会」を行うこととしました。






 しかし、コロナウイルス感染症拡大防止の観点から「大きな声を出す」従来どおりの応援合戦はできません。応援団の子どもたちは、知恵を出し合い、応援ダンスを中心にしたパフォーマンスを考え、練習を重ね、今、本番に向けて最後の調整に入っているところです。
 練習では、応援団だけでなく、6年生全体で、下学年をリードしようとする姿もいろんな場面で見られました。練習中にも3密を避けるよう応援団から指示が出ます。
 さらに、練習が終わって中に入るときには団長が、「しっかり手洗いをしてください」と指示を出します。子どもたちの意識の高まりを感じます。



 コロナウイルス感染を防ぐために、学校生活も、大きな制限を受けています。実施できない行事も出ています。しかし、コロナウイルス感染症防止だから、何もできないのではなく、工夫することで、今までにはない新しい活動を創造できたり、さらに力を合わせたりすることができることを、子どもたちが教えてくれました。「工夫する」ことは希望を生むのだと感じました。この芽を大きく育てていきます。


2020年05月26日