
2年生の家庭科の時間に、コットン特別授業を行いました。学校で育てて収穫した白綿に加え、市内で収穫された白綿と、中能生小学校で収穫された茶綿を使い、綿糸づくりに挑戦しました。3名の講師の方に教えていただき、専用の道具を使って3つの工程をそれぞれ体験しました。 第一工程は「種取り」。その名のとおり、綿から種を取り除く作業です。第二工程は「カーダー」という道具を使い、綿の繊維をほぐして『篠(しの)』と呼ばれる束にまとめます。最後の工程は「スピンドル」を使い、『篠』を細く長く糸状にしていきます。どの工程も楽しく、真剣に取り組む姿が印象的でした。中でも一番難しく、そして楽しかったのは糸にする工程だったようです。細かったり太かったり、少し強く引っ張ると切れてしまったりと悪戦苦闘の連続でしたが、糸になっていく様子を目の前で見られ、達成感を味わっていました。 今日作った綿糸は、後日、家庭科の時間にミニキーホルダーづくりに使われる予定です。とても楽しみです。 講師を務めていただきました3名の皆様、貴重な体験をありがとうございました。
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