
2年生の家庭科の授業で機織りの作品づくりが始まりました。いといがわコットンプロジェクトで収穫した茶綿や緑綿、地域の方からいただいた白綿を使って綿糸を紡いできました。煮沸してよりを戻していた綿糸が機織りに使えるようになったので織り込んでキーホルダーづくりに挑戦。 ティッシュボックスに織り込み用の爪を付けて機織りがスタートしました。今年は昨年より綿糸の量は多く、長くできたのですが、強度も増すために市販のタコ糸や毛糸を縦糸に使い、自分たちで紡いだ綿糸を横糸にして織り上げていきます。糸の太さが均一でないので織り込みや詰めていくことが難しかったのですが、逆に太さのアンバランスが味わいとなって作品を映えさせています。3種類の綿糸の色を互い違いにしたり、ししゅう糸で文字や模様を刺し込んだりと力作が出来上がっていきました。フェルトを使ってのケーキづくりと並行して機織りをしていたので、学級の半分の生徒が作品を織り上げたり、途中まで作り上げることができました。あと2回ほどの授業でケーキづくりと入れ替わったり、ストラップを付けたりして完成します。 世界で一つきりのキーポルダーと共に、SDGsの精神が生徒の心にも育まれていきます。教科を横断して学びを深めることができました。
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