
今年のノーベル平和賞を被爆者の立場から核兵器廃絶を訴えてきた日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会が受賞することになったことや13日に行われる能生中学校区いじめ見逃しゼロスクール集会、12月4日からの人権強調週間への取組につなげることを考えて、全校平和学習・人権学習集会を先週行いました。 8月5日から2泊3日で、市内の中学2年生11名が広島派遣事業に参加しました。能生中から参加した男子生徒がその報告会を体験した活動や今も残る被ばく施設のスライド等を使って分かりやすく説明してくれました。語り部の高齢化で実際に被ばくされた方から当時の話を聞かせてもらうなどの研修は年々難しくなっています。そのような中で、世界唯一の被爆国である日本が果たすべきこと、実際に現地を訪れて目や耳で収集した情報を自分たちだからできることとして二人は語ってくれました。 昨年度能生中生徒会主催で『平和を考える日』として全校生徒で世界平和に願いを込めて折った千羽鶴を二人が献納してくれた様子が分かる写真がスクリーンに映し出され、2,3年生は感慨深そうに思いを寄せていました。
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