能生中学校の風景__

能生中トピックス

1学年ジオエリア遠足



 9月26日のジオ遠足で、1年生は神道山に登りました。能生中学校を出発して、大鷲集落センター、龍光寺、神道山駐車場から1088段の石段を登って山頂へ。昼食後、ふもとの駐車場で仲間づくり活動。帰りは龍光寺、白山大橋を経て能生中学校へ帰りました。能生中学校から神道山までは、ビニール袋を片手にクリーン活動をしながら歩きました。「あ、あった!」いつも何気なく通る道も、よく見ると結構あちこちで落ちているごみを発見。たまったビニール袋を片手に歩きながら、地域の自然を守ることの大切さを学んでいきました。



 神道山駐車場までようやく登ったところで、地域コーディネーターの方から神道山の歴史についてお話をいただきました。大国主命と奴奈川姫の伝説、平和の鐘への願い、1088段の石段設置にこめた願いなど、能生の味わい深い歴史のお話を通して、わが地元の魅力や誇りを改めて確認することができました。足の筋肉が震えた石段のぼりの後、山頂にて昼食。お家の方が作ってくださった素敵なお弁当を、皆で向かい合って食べました。給食でも向き合って食べることがほとんどなく、どきどきしながらみんなで会食。久々の楽しい昼食会となりました。
 



 休憩の後はふもとの駐車場で仲間づくりのエクササイズ。竹の筒をつかって小さな玉の受け渡し、絶対落とさないように・・・やってみると難しい難題に挑戦、「こうすればいいんじゃない?」解決方法をみんなで相談。アイデアを出し合いながら、仲間一人一人の様々な良さを発見、絆を深めていきました。
 能生中学校に戻ったのは午後3時過ぎとなりました。1088段の石段上り下りだけでも大変でしたが、最後まで1年生みんなで「完歩」することができました。能生の自然や歴史を学びながらの大遠足。「もう疲れたー」と言い合いながら、一緒に頑張ろうと声をかけ合って最後まで粘り強く歩いた一人一人の表情に充実感が表れていたように思います。ジオ遠足の経験が、次の成長の一歩につながると期待しています。


2024年10月11日 1学年部