
二人の素晴らしい主張を全校生徒にも聞いてほしかったので、3日の全校朝会で発表してもらいました。 Y.T.さんは、自分たちと同じ年齢の子供たちが、貧困や紛争、差別によって学習することができず、児童労働している現状を訴えてくれました。その主張の基となっていたのが、能生中が取り組んでいる『いといがわコットンプロジェクト』での活動でした。そして、あたりまえのことがあたりまえにできることに感謝しながら、現状を正しく理解することから始め、自分のできることから児童労働の根絶を進めたいと全校生徒に呼び掛けてくれました。 M.S.さんは、日頃から興味をもっていた鉄道の素晴らしさを話してくれました。幼少期から映像や実際に乗車するなどしてきて、感じていた日本の技術力の高さから飛躍的に発展してきた鉄道産業。安全に正確に人々や物を運搬する鉄道技術は世界に誇れるものであると全校生徒に伝えていきました。そして、将来は世界の鉄道の歴史や現状を肌で感じたいと夢も語ってくれました。 生徒一人一人が真剣に発表を傾聴しながら、日常生活の中に自分の考えをもったり、その考えを人に伝えていくことの重要性を感じることができたひと時となりました。
|