能生中学校の風景__

能生中トピックス

夏の輝き 中学生海外派遣事業香港交流 中学生広島派遣研修



 8月5日から4泊5日で行われる中学生海外派遣事業の壮行会が1日に糸魚川中学校で行われました。昨年度まではコロナ禍でもあり、リモートでの香港交流会でしたが、今年度から現地学習が再開されることとなりました。市内4中学校から中学3年生が26名参加し、能生中からは4名の男子生徒が参加します。
 事前学習会で他校の生徒とも交流しながら糸魚川ジオパークの紹介プレゼンテーション資料も作成してきました。壮行式の中では一人一人が自己紹介と今回の研修における課題を堂々と発表してくれました。教育長からも激励を受けて、参加者全員が決意をもって香港交流に向かいます。海外での中、高校生との交流を通して、日本の、糸魚川の文化を再確認してくれることでしょう。



 同じく5日から2泊3日で市内の中学2年生11名が金沢経由で広島へと向かいました。これも2年前から再開された市主催の事業で、広島平和記念式典に参列したり、広島平和記念公園や市内の軍事施設等の施設見学や実際に被ばくされた方から当時の話を聞かせてもらうなどの研修が予定されています。
 能生中から参加する2名の代表生徒には、昨年度全校で世界平和を願って折った千羽鶴も持って行ってもらい、平和記念公園の原爆の子の像に寄贈してもらいます。また、今年市内4校の全校生徒で折った鶴も手渡されました。
 現在も世界各地で紛争が起こっています。戦争の悲惨さを目にしたり、聞いたりして大きく成長してくれることでしょう。2学期には、その学びを全校生徒に伝えくれる予定となっています。
 香港も広島も大変な猛暑が心配されますが、ふるさと糸魚川にも思いを寄せながら充実した研修となることを祈っています。




2024年08月05日 吉田 和則