能生中学校の風景__

能生中トピックス



 7月18日に2年生が総合的な学習の一環として「上級学校訪問」を行いました。行き先は上越市内の専門学校1校と大学2校です。

 8:20に能生中生徒玄関前を出発し,2台の市バスに分乗して,北城町の上越公務員・情報ビジネス専門学校に向かいました。
 あらかじめ希望をとった保育分野と情報分野の2コースに分かれて全体説明を受けた後に実習をしていただきました。保育分野では,幼児が遊べる「かえるのカスタネット」を作り,演奏と合唱を行いました。情報分野では,コンピュータゲームを制作しました。プログラム言語を打ち込み,キャラクターを動かすというものでした。
 あっという間に30分間がたち,名残を惜しみながらバスに乗り込みました。



 10:30に山屋敷町の上越教育大学に到着。
 全体説明のあと,人文・社会教育学系の教授が体験講義をしてくださいました。「何のために学ぶのか?」「何を学ぶのか?」「これから学ぶべきことは?」について,生徒一人一人の考えを引き出しながら,分かりやすく講義を進めてくださいました。
 その後,大学職員の皆様から図書館や各棟を案内していただき,最後に第一食堂へ。学食で一列に並んで各自がメニューを選ぶのは初めての経験だったかな? 昼食の後は屋外散策を予定していたのですが,あまりの暑さに屋外での活動は危険と判断し,特別に図書室で休憩となるようにご配慮いただきました。



 最後の訪問地は新南町にある県立看護大学です。第一合同講義室に案内していただき,看護学部の講師から,青少年もかかりやすい「双極症」について模擬講義をしていただきました。双極症には,躁エピソードとうつエピソードの現れ方の違いでI型とII型があること,躁うつ病との違い,主な症状と治療法などについて詳しく教えていただきました。
 講義のあとは2組に分かれて施設見学をさせていただきました。実習棟では外履きにカバーを付けて入れていただきました。介護用具,乳児ベッド,医療器具等を見せていただき,医療現場と同じ環境で実習していることが分かりました。
 能生中へは予定通り16:30に帰校しました。生徒たちはさぞかし疲れたことでしょう。しかし,新しい発見と体験ができ,自分の将来について深く考える学習となったようです。保護者の皆様には,いつもより10分早い家からの出発,用具の準備等などで大変ご面倒をおかけしました。ご協力に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。


2024年07月23日 2学年部