能生中学校の風景__

能生中トピックス

7月4日(木)3年オンライン租税教室で糸魚川の未来を考える



 7月4日(木)社会科の時間に、糸魚川税務署・新潟県上越地域振興局・糸魚川市役所の皆様を講師にお迎えして、糸魚川東中学校と合同でオンライン租税教室が行われました。
 「なぜ、税金を納めないといけないのか」「直接税(所得税)と間接税(消費税)」「累進課税制度と逆進性」という3つのキーワードで「租税の効率性と公平性」についての講義を受けた後、一人一台のタブレットを使用して課題に取り組みました。



 課題は、「私が市長になったら『250億円をこう使う』」という設定で、昨年度の糸魚川市の予算250億円の内訳を考えるというもので、各自で糸魚川市のキャッチフレーズを考え、自分が思い描く未来の糸魚川を実現するために予算を振り分けました。
 能生中学校代表として、2名の生徒が自分の考えを発表し、講師の先生方からコメントをいただきました。



 「大勢の人が集まる街」というキャッチフレーズで考えた生徒は、講師の先生から人を集めるための具体的なアイデアを求められると、学生と学生を対象としたお店やサービスが増えることを期待して「大学を作る」と答えました。
 「故郷を守る」というキャッチフレーズで考えた生徒は、糸魚川市の人口減少を食い止めるために、住みよいまちづくりのために「土木費」「消防費」「教育費」に重点を置いた予算を組みました。
 ある生徒は「予算配分の難しさを知ることができたし、税金は絶対に納めなければならない理由も改めて知ることができた。これから、買い物の時などに思い出しながら生活していきたい。」と今回の学習を振り返っていました。


2024年07月05日 3学年部