能生中学校の風景__

能生中トピックス

糸魚川花いっぱい運動 in能生中



 能生中学校の生徒玄関前には、約300個ほどのプランターや鉢植えで植物が植えられています。植え込みや4つの花壇まで含めると400株ほどになると思います。梅雨入りが遅く、雨も少なかったので成長が遅れていた紫陽花も見ごろを迎えました。
 紫陽花は約30種類ほどで60株ほどあります。植込みの土壌が強い酸性のため、紫や青色の濃い花となり、白色がきれいな『墨田の花火』も薄い水色に花色を変化させてきました。『銀河』は青と白のコントラストがきれいで、夜空の星をイメージさせてくれます。
 鉢植えでは、酸性とアルカリ性の土に合わせてピンクや水色の花がきれい咲きました。『万華鏡』は一鉢に10以上の大きな花を付け、『ピンキーリング』はピンクの縁取りの可憐な花びらで生徒たちを迎え入れてくれます。
 6月中ですが暑い日が続き、雨も少ないので水やりが大変ですが、あと3週間ほどは美しい花を観ることができそうです。散歩道として利用してもらえると嬉しいです。



 地区内の9箇所の公共施設や老人介護施設、保育園に配った残りの花街プロジェクトのプランターも15個ほど学校で管理しています。夏花の色彩に心安らぐ朝です。
 1年生が進めているグリーンカーテンプロジェクトも順調に芽吹き、成長してきました。朝の涼しい時間にと登校してすぐに水やりをしてくれる1年生の姿がありました。夏場の水やりは難しく、ホースも長くつないでいるので日中は、お風呂のお湯ほどの水温になってしまいます。水滴で葉が日焼けして枯れてしまうことも考えられます。当番を決めて涼しい朝の時間に水やりをする優しさに嬉しくなりました。
 『命のアサガオ』や『お年寄り見守りフウセンカズラ』のグリーンカーテンができあがり、可憐な花を咲かすのは夏休みの保護者面談のころだと思います。ぜひ教室棟の南側の花壇にも足を運んでみてください。
 今夏も暑く厳しくなりそうです。植物の強い生命力と可憐な花や深い緑に癒される教育環境をつくっていきます。




2024年06月26日 吉田 和則