能生中学校の風景__

能生中トピックス

県勝負を目指して3 上越地区大会の様子



 上越地区大会の最後の日程となる試合が21日、22日と各地で開催されました。それぞれが個人として、チームとして目標に向かって精一杯の努力を繰り広げました。
 男子バレーボール部は、上越市(2校)、妙高市(1校)、糸魚川市(2校)の5チームによる総当たりリーグ戦を地元能生体育館で行いました。空調も完備された体育館でしたが、梅雨の時期で汗のためにボールが滑るなどのアクシデントもありましたが、各チームが県大会出場2チームを目指して躍動しました。
 能生中学校は、1日目に2試合、上越市内のチームと妙高市内のチームと対戦。平均身長が上回る強敵と五分の戦いを繰り広げました。ギャラリーからの保護者会の皆さんからの大声援を背中に受けてプレー。速攻やバックアタック、スパイクサーブと相手チームを崩していきますが、あと一歩のところで2試合とも惜敗してしまいました。
 2日目は、自分たちが教えてもらった能生中のバレーを完成させ、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝えるために強い意志をもって試合に臨みました。最後まで諦めずにボールを追いかける姿、点数を上げた時にコート内を走り回り声を掛け合う姿、能生中が目指してきたバレーボールを思う存分発揮していきました。上越市内のチームに2対0、糸魚川市内のチームに2対1で快勝することができました。結果は2勝2敗の3位で県大会への出場権を獲得することはできませんでしたが、素晴らしいプレーと強い思いで締めくくることができました。
 部活動指導員の方には、時間をかけ、親身になってチームをつくり上げてもらいました。本当にありがとうございました。感謝しかありません。部員が少ないところ保護者会の方々には準備等でも支援いただき、精一杯の声で応援してもらいました。本当にありがとうございました。



 男子バスケットボール部は、柏崎総合体育館で2日目のトーナメント戦に市内3校の中学校合同チームとして出場しました。相手は妙高市2校の合同チームでした。第1、2クオーターまでリードされる展開でしたが、徐々に追い上げ第3クオーターで1点リードして最終第4クオーターを迎えました。相手チームの3ポイントシュートが立て続けに決まる展開となりましたが、合同チーム一丸となって最後まで戦いました。結果、27対51で惜敗となりましたが、来年度での雪辱を誓い、互いに健闘を讃え合っていました。
 女子バレーボール部は、22日(土)にリージョンプラザでの準決勝戦となりました。相手チームは上越市内の学校です。第1セットは取って取られてのシーソーゲームとなりました。好サーブによるサービスエースや、相手の動きの逆をつくフェイト、相手のアタックを粘り強く拾いました。応援にかけつけてくださった保護者の方や先輩たちも校歌で盛り上げてくださいました。結果、0対2で惜敗となりましたが、上越地区3位という結果で、県大会出場を決めました。県大会でも能生中伝統の拾って繋ぐバレーで、笑顔でプレーしてくれることを期待しています。



 卓球部は、22日(土)に上越総合体育館で個人戦に挑みました。試合前の練習で、相手の球筋を読みゲームを自分のペースに引き込みながら、1回戦、2回戦と勝利し、3回戦に進んだ選手もいました。スマッシュが決まり、ガッツポーズする姿がすごくかっこよかったです。1回戦で惜敗してしまった選手も仲間のアドバイザーとなったり、応援で選手を盛り上げてくれました。保護者の方もたくさん応援に駆けつけてくださいました。ありがとうございました。
 地区大会の結果、陸上競技部と女子バレーボール部が県大会の切符を手にすることができました。県大会でも能生中健児の活躍にどうぞご期待ください。


2024年06月24日 吉田 和則