
11日の午後、大相撲中村部屋の嘉陽関が来校してくれました。春場所では卒業生の大の里関の幕内優勝というおめでたいニュースがありましたが、同じく春場所に、西幕下筆頭の嘉陽関が優秀な成績を納め、十両への昇進が確実となりました。母校の海洋高校への報告会の前に校長室に挨拶に寄ってくれました。糸魚川市スポーツ協会会長、中村親方(元関脇 嘉風)海洋高校相撲部総監督と一緒の来校で、嘉陽関は大の里関の1年先輩です。 中学生時代から明るい性格で、誰からも愛されるキャラクターでした。インターネットにも詳しく、能生中相撲部の活躍の様子を紹介する記事等も準備、投稿してくれていたことを覚えています。身長はそう高くないのですが、重心の低い押し相撲が得意でした。糸魚川市で開催された北信越大会では選手宣誓の重責も果たしてくれました。当時、体育教師として接していたのですが、10年前と変わらぬ笑顔で話してくれる姿に嬉しくなりました。 急な訪問だったので、時間設定ができなかったため、教室棟の外から全校生徒へ挨拶。「10年前に能生中を卒業しました。たくさん食べて、寝て、大きく成長して、中学生生活を満喫してください。」とユーモラスに中学生にエールを贈ってくれました。在校生からは嘉陽関の名古屋場所での健闘を祈って応援エールが贈られ、笑顔での交流ができました。 厳しい稽古の中です。体調を崩さずに大活躍されることを祈っています。中村親方、嘉陽関ありがとうございました。
|