能生中学校の風景__

能生中トピックス

コットン天使からプレゼント 先輩たちとタイアップ



 能生中学校がいといがわコットンプロジェクトに参加して5年目を迎えます。1生活班1プランター活動などで生徒の意識は大きく変容してきました。自分たちの活動として観察や世話をする生徒が増加しています。「もっと能生中が行っているいといがわコットンプロジェクトを地域の方々にも知ってほしい」「能生中発で地域発信、SDGs活動への理解者を増やしたい」と昨年度の総務委員から意見が出され、プロジェクトのイメージキャラクターとしてコットン天使が生まれ、ステッカーづくりも進めました。そのい思いは今年度の総務委員にも受け継がれ、地域の方や保護者が多く集まる体育祭でコットンの苗を配布する計画が進められてきました。
 1生活班1プランターの中で育っている苗を間引きし、ポットに植え替えての配布です。無農薬で育てているため多くの苗が虫に喰われ、100個用意したポットの中に2苗を入れる予定でしたが、急遽、苗を1つ、白綿の種を2つ入れて配布することとなりました。
 3年生がアオさんが準備してくれたコットンプロジェクトの趣旨や育て方が書かれたしおりを折ったり、コットン天使のステッカーを切り分けたりしてくれました。ポットへの土入れも3年生が協力してくれました。その後、全校で進めている1生活班1プランターから3本ほどの苗を間引きして100個のポットを用意しました。



 体育祭当日は昨年度の総務委員の出番です。後輩たちが体育祭に集中できるように配布を手伝ってくれました。
 初めてドライフラワーになっているコットンを目にする人や白綿、茶綿、緑綿の3種類の色合いをまじまじと見つめる人、プレゼントされる赤ちゃんの肌着の肌触りを楽しむ人とたくさんの方が集まってくれました。小さな子供がオーガニックコットンを何度も何度も触りながら「気持ちいいね」と話してくれる姿が印象的でした。配布時間は30分程度でしたが、多くの人にいといがわコットンプロジェクトの趣旨を理解してもらったり、能生中学校が取り組んでいる活動を知ってもらったりと有意義な時間となりました。
 今後も能生中発で地域にSDGs活動を理解し、参加してもらえるように取り組みを進めていきます。




2024年06月05日 吉田 和則