能生中学校の風景__

能生中トピックス

体育祭3日前 『盛り上がりが足りないぞ』



 29日は朝から雨模様。後半は天気が回復するところから2限目に屋内での応援練習、5限目にグラウンドでの式典練習と内容を変更して実施しました。
 青軍『爽嵐』はアリーナで全体練習からスタート。音楽に合わせ、リーダーからダンスをより良くするためにアドバイスが飛ぶと元気よく返事をして心を一つにしていきます。個々のパフォーマンスも見る見るうちに良くなっていきました。最後の時にはジャンプのタイミングも合って、迫力のあるダンスとなりました。
 赤軍『龍輝』は柔剣道場で学年、男女別に最後の調整から練習が始まりました。それぞれが完璧を目指して真剣な表情で練習していきます。応援歌の練習では肩を組み団結力の高さを表現しました。最後にパフォーマンスの全体練習。リーダーのジャンプする姿に団員の士気も最高潮に高まっていきました。



 3限まで雨が降っていたのですが、その後天気は回復、初めて屋外で行う全体練習の頃にはグラウンド状況も改善され、式典練習がプログラムにそって行われました。グラウンドで行う練習が天候のために今までできなかったため、いささか全校生徒のテンションも低めでした。
 そのムードを打開するために、現れたサングラス姿の四人組。総務員が挑躍していきます。『盛り上がりが足りないぞ』とリズムよく叫びながら全団員の周りを走りながら盛り上げていきます。最初は戸惑っていた団員たちも、総務員の叫び声に合わせて手拍子を打ったり、ジャンプしたりでみんなで士気を高めていきます。笑顔と共に全員で『盛り上がりが足りないぞ』と連呼し、総務員の心に応えていきました。6~7周ほど全力で走ったあと、足がもつれて転倒するアクシデントもありましたが、笑顔と共に歓声の渦が広がっていき、総務員の粋な働き掛けで心が一つとなった瞬間でした。その後の練習は想像の通り、全校生徒のハツラツとした動きの中行われました。
 心配された天気も安定し、残りの練習計画も順調に進みそうです。体育祭当日は、心も身体もマックスの状態で挑躍してくれることでしょう。期待しています。




2024年05月30日 吉田 和則