能生中学校の風景__

能生中トピックス

1年生 海洋高校生との交流会



 15日(金)2限の時間に、海洋高校から2年生6名をお招きし、交流会を行いました。今学期は、上級学校への理解を深めることをテーマに学習を行ってきました。そこで今回、地元の海洋高校生から実践報告を説明してもらえる機会をいただき、海洋高校が進められていたマイスターハイスクール事業の取り組みを聞いたり、グループに分かれて質疑応答を行なったりしました。
 海洋高校の資源育成コースでは、鮭放流事業をはじめとして、アカムツ(ノドグロ)やチョウザメの養殖などにも取組んでおり、先日上越沖で行われた、アカムツの稚魚1万匹の放流や、チョウザメの雌雄の判別方法をDNA分析により可能にしたこと、廃棄物削減のためのウロコを利用したアクセサリー作成などについての説明を聞きました。 



 また、SDGsの実践として、アクアポニックスという魚のたい肥を野菜を育てる肥料に利用する取組みも行っているそうです。実際に、この取組みで育てられた大きな小松菜を持ってきてくれました。これらは、上越市内の水族館とコラボし、館内の魚のえさとして利用されています。また、期間限定ですが、栽培されたバジルはレストランのピザの材料となっていて大人気だそうです。
 生徒たちは、高校生の話に対し、興味津々に前のめりで聞いている様子や一生懸命メモを取りながら聞いている様子が見られました。後で高校生から聞いたのですが、「1年生とは思えないくらい話をしっかりと聞いてくれ、質問も的確でびっくりした。」「真剣な眼差しで話を聞いてくれるのでうれしかった。」と感想を話してくれました。
 折しも15日は、公立高等学校の受験結果が発表された日。2年後の自己実現に向けてキャリア意識を高めることができました。海洋高校の皆さん、ありがとうございました。




2024年03月19日 1年部