能生中学校の風景__

能生中トピックス

引き継がれたバトン ~第2回生徒総会・生徒会引き継ぎ式~



 2月15日(木)、第2回生徒総会、生徒会引き継ぎ式が行われました。生徒会長のI.N. さんから全校生徒に向け、「今年度、1年間の振り返りをするだけでなく、来年度に向けての課題を明確にする総会です。一人ひとり明確な目的をもって、この生徒総会に臨んでほしいと思います。」と今回の生徒総会の意義が伝えられました。
 第1号議案の生徒会年間スローガン「繋進~1人の100歩より100人の1歩~」、第2合議案の努力事項「3つのそう(爽・奏・想)」について、振り返りが行われました。何事も自分ごととして捉えて行動することに重点を置き、多くの場面で実践できたこと、能生中コットンプロジェクトでは、班単位で種植えから後片付けまで一貫して活動を行ったことで多くの生徒が自発的に活動に参加できたこと、そして、「ことばの学校」や「いじめ見逃しゼロスクール集会」などでも平和に関する生徒会代表の学びを全校で共有し、さらにその学びを地域へ積極的に発信することでスローガンや努力事項を達成できたことが報告されました。先に実施した生徒会活動アンケート結果においても8割以上の生徒が肯定的な回答しています。
 第3合議案の生徒会年間活動報告、第4合議案各専門員会活動報告、第5号議案部活動活動報告においても、各委員長、部長から活動の反省や課題、来年度への提言がなされました。事前に行った学級審議で出た意見や質問、要望にも丁寧に回答され、生徒総会が形だけのものではなく、生徒一人ひとりが「自分ごと」として討議する場となり、立場や学年に関係なく、「自治」の精神が広がってきていることを感じることができました。
 生徒総会に引き続き行われた生徒会引き継ぎ式では、今年度の生徒会リーダーたちから来年度のリーダー一人ひとりに「バトン」が渡されました。新リーダーを代表して、来年度生徒会長のA.R. さんからは、「今年度の活動を生かし、今年度の良い活動の上にさらに良い活動を追加して、来年度生徒会をよりよいものにしていきます。」と力強く決意表明が述べられました。来年度も充実した生徒会活動が行われるだろうと、期待が大きくふくらみます。






2024年02月16日 熊木 勝