先週市民会館で、糸魚川市小・中・特別支援学校 音楽発表会が開催されました。ここ数年は新型コロナウイルス感染症の感染防止のために中止やマスクを着用しての楽器演奏、歌唱等の規制がなされる中での開催が続いていました。今年度は従来のスタイルに戻し、保護者の来場もできる形で実施を予定していました。
　ところが、季節外れのインフルエンザの大流行で出場を予定していた２小学校、２中学校が参加できなくなってしまいました。また、例年の３部構成ではなく、午前中に糸魚川中校区、糸魚川東中学校区、午後は能生中学校区、青海中学校区が参加しての２部構成で実施されました。
　今年度の能生中学校は、新型コロナウイルス感染症の感染防止策の緩和により、マスクを外しての合唱ができるようになったので、音楽祭で最優秀賞を受賞した３年２組が『混声三部合唱 いつまでも』の合唱で参加しました。能生中学校区の各小学校、青海中学校区の各小学校の発表の後、音楽発表会の大トリとしての合唱です。
　音楽祭終了後も昼休みや放課後歌いこんできた3年２組、生まれ育った能生の自然豊かな郷土の情景を思い浮かべながら、丁寧に歌い上げていきます。会場全体がその歌声に引き込まれていき、合唱が終わった時には力強い拍手が会場全体に響き渡っていきました。インフルエンザのために参加できなかった学校の分まで、歌えることへの感謝の気持ちを込めた最高の歌唱で発表会の最後を締めくくりました。
　今回は交流のある能生中学校区の小学校だけでなく、青海中学校区の学校の皆さんの発表を聞くこともでき、生徒も大きな感銘を受けた発表会となりました。能生地区の発表の様子を能生ケーブルTVの方が録画してくれていたので、後日ニューストピックスで紹介される予定です。放映を楽しみにお待ちください。市民会館まで駆け付けていただいた保護者の皆様、地域の皆様ありがとうございました。