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能生中トピックス

糸魚川市の未来のパパママ応援事業を通じて 3年生家庭科授業



 糸魚川市が主催する「未来のパパママ応援事業」を通じて、3年生は子育て体験を行いました。
 糸魚川市の保健師、助産師、保育士の3名の方が来られて、子育てに関する話を聞いたり体験活動を行いました。内容は、妊婦体験ジャケットを使用した妊婦体験、赤ちゃん人形での抱っこや着替えなどの育児体験、じゃれつき遊び体験です。
 妊婦体験ジャケットで母体の負担の大きさを体験した生徒の感想から、「赤ちゃんを産んで育てることはとても大変だとわかり、世の中のお母さんはすごく頑張っているのだと思いました。」「自分たちが小さい頃、お母さんたちがこんなに大変な思いをしたことがわかりました。」など、母親に対する感謝の思いが多く聞かれました。



 首が座っていない赤ちゃん人形の衣服を着替えさせたり、抱っこしたりする姿に見ている方もハラハラドキドキでした。中には親戚の赤ちゃんの世話をしたことがある生徒もおり、おむつ替えのしぐさにも挑戦していました。生徒からは、「赤ちゃん人形は意外に重くて、着替えさせたり、抱っこする時には壊さないように、落とさないようにと本当に慎重に行いました。これが本物の赤ちゃんだったら、泣いたり、動いたりすると思うと、できるかどうか心配です。毎日お世話をするのは大変だと思いました。」という感想がありました。
 今回は赤ちゃん人形での体験でしたが、未来に本物の赤ちゃんと触れ合う機会があるときには、大変さ以上の愛らしさを感じられるといいなと思います。
 近隣保育園の園児の皆さんとの交流、今回の未来のパパママ応援事業と貴重な体験をすることができました。あと6~7年もすると親の立場となる生徒も出てくることでしょう。正しい知識と経験の下、子育てに取り組んでくれることを祈ります。講師の皆様、ありがとうございました。




2023年10月27日 保健指導部