能生中学校の風景__

能生中トピックス

キャリアフェスティバルで『メイド イン 能生中』の綿花、活躍 いといがわコットンプロジェクト



 6日に糸魚川市民総合体育館でキャリアフェスティバルいといがわ2023が開催され、能生中の3年生が参加しました。市内52企業が参加しての説明会や体験活動が行われました。
 能生中生徒会が参加して4年目を迎えるいといがわコットンプロジェクトを主催されている株式会社美装いがらし(ao)さんも参加されました。今年の美装いがらしさんのブースのディスプレーに今年収穫した『メイド イン 能生中』の綿花がひと花を添えました。
また、午後から行った綿繰り機を使って行う、綿と種を分別する体験活動の資材としても使ってもらいました。
 大きなふるいの洋綿の白綿、緑綿はマネキンの足元に、小さなふるいの洋綿の緑綿、和綿の白綿、茶綿は綿繰り用に、能生中産を表すポップも用意してもらいました。



 午前中の企業説明の後、午後の体験活動で能生中産の綿花が活躍。多くの生徒が体験活動に挑戦しました。
 春の綿花の種植えにボランティアとして参加したT.Y.さんは「自分がボランティアで植えた綿花などが商品になっていると思うと身近に感じた。着心地が軽く、温かく、『作る責任』を意識されていることに感動した。」と話してくれました。一緒に体験したT.Y.さんは「手で種と綿を分けるのは難しいけど、綿繰り機を使って行うと簡単でびっくりした。感動です。」と感想を伝えてくれました。
 他校の生徒の皆さんも体験活動に参加していました。市内4か校の中学校が、いといがわコットンプロジェクトに賛同して活動しています。中学生一人一人の小さなSDGs活動が環境問題の改善や地域おこしの活動につながっていくことを祈っています。
 また、2年生が自分たちが栽培した綿花で、家庭科の時間に綿繰りや糸紬を学習する予定です。株式会社美装いがらし(ao)さん、いつもありがとうございます。




2023年10月10日 吉田 和則