能生中学校の風景__

能生中トピックス

2学年ジオエリア遠足 美しい郷土の海を守るために



 2年生は学校を出発し、久比岐自転車道を通りながら百川海水浴場を目指し片道4.7kmの道のりを歩きました。
 道中では「白山神社」「百川トンネル」「マリンドリーム能生」の3か所をチェックポイントとし、久比岐自転車道に関するクイズに答えてもらいました。
 班のメンバーと話し合いながらクイズに解答する様子やクラスの仲間と楽しく歩いている姿が見られました。



 百川海水浴場に到着すると講師のW・K様よりお話をしていただき、マイクロプラスチックの採集や海岸清掃のフィールドワークを実施しました。
 マイクロプラスチックとは歯磨き粉、洗顔剤に含まれるビーズなどの小さなプラスチックやレジ袋、ペットボトルといったごみ等が波などによって5mm以下まで細かくなったものをいいます。
 5mm以下と非常に小さいため採集の際にはふるいを使用し、砂の中に混じっているマイクロプラスチックを探しました。朝方の涼しい気温とは一転して日中は日差しが照り付ける中でのフィールドワークとなりましたが、生徒一人ひとりが海岸を綺麗にしたいという思いを持ちながら一生懸命取り組んでいました。
 



 午後は2人の講師によるSDGsのワークショップを行いました。「CHANGE FOR THE BLUE]というカードゲームを用いて海洋ごみ問題について考える活動でした。
 海のゴミや汚れを減らすための行動をシミュレーションを通して、海洋ゴミについて考える活動にゲーム的な要素を取り入れた活動だったので、午前の疲れがある中でしたが全員が楽しみながら積極的に参加することができました。最後は代表生徒が活動を通しての感想やお礼の言葉を述べ、全員で感謝の気持ちを伝えることができました。
 ジオエリア遠足を通じてSDGsに対する意識がより一層深まったと思います。海洋ゴミ問題について自分自身にできる行動を考えるなど様々なことが学べた貴重な1日となりました。


2023年09月29日 2学年部