能生中学校の風景__

能生中トピックス

ジオエリア遠足 各学年出発式 ジオ学習 地域貢献活動



 能生中学校の秋の楽しみであるジオエリア遠足を25日に行いました。秋空の広がる中、それぞれの学年が地元のジオエリアで学習を深めたり、地域美化に取り組みながらSDGs活動を進めてきます。
 1年生は一階多目的で出発式を行い、元気にスタート。朝方は、曇天だったのですが、秋の清々しい陽射しが差し込む中、楽しそうに歩き出しました。
 能生川の護岸を見学して、洪水災害についても知識を深め、ジオエリアの神通山の公園に向かいます。1088段の階段を登って班ごとにHEIWAの鐘を鳴らしてきます。きっと学校にまでその音色が届くことでしょう(?)。その後階段清掃を行い、集めた落ち葉等を学校に持ち帰って腐葉土として花壇の肥料にしていきます。



 2年生は二階多目的で出発式を行い、柔剣道場ピロティーからジオエリアの百川海岸に向かいます。途中の道路や自転車道でもゴミを拾いながら目的地を目指します。百川海岸では海岸清掃と共に、海洋汚染についても学びを深める予定です。班ごとに金ふるいを使ってマイクロプラスチックを回収してきます。
 午後には学校に戻って、外部指導者を招いてSDGsゲーム等のワークショップを開催します。実際に活動した内容と知識を結びつけられるように取り組みます。



 3年生はグラウンドで出発式です。学年委員会の進行で学年委員長の決意の言葉等が発表され、各学級がバスで糸魚川地区内のフォッサマグナミュージアムとフォッサマグナパークでのジオ学習を行ってきます。
 午前中のフォッサマグナミュージアムでは、学芸員さんから展示されていつ鉱石等の説明を聞いた後、屋外で化石採掘に挑戦します。この化石採掘では、過去に同じ場所で新種の化石が発掘されて大ニュースになったこともあります。能生中生徒の大発見がニュースで取り上げられるのを期待します。午後はフォッサマグナパークで大地構造線の見学をしてきます。地元にいてもなかなか見学する機会がないと思います。『ブラタモリ』の映像を思い出しながらの楽しい見学となることでしょう。
 後日、それぞれの学年の取組の様子を紹介していきます。楽しみにお待ちください。


2023年09月25日 吉田 和則