能生中学校の風景__

能生中トピックス

長き歴史にピリオド 最後の糸魚川市駅伝競走大会



 糸魚川市の中学校駅伝競走大会が美山公園陸上競技場周辺で20日に開催されました。新型コロナウイルス感染症や台風のため、2年間中止されて3年ぶりの大会開催となりました。
 雨模様の朝でしたが、市のバス運転手さんの配慮で雨に濡れないようにポーチのぎりぎりまでバスを配車していただき、選手は6時45分に元気に出発しました。今年度は女子長距離選手が少ないために女子チームが参加することができず、男子2チームでのエントリーでした。



 参加選手の減少や役員確保の難しさ、他地区での市内駅伝競走大会の閉幕等で、糸魚川市の中体連も駅伝競走大会の開催を検討してきました。今年度は開催することができたのですが、女子の参加チームが1チームということで大会としての運営も難しい状況でした。そのような点から市中体連代議員会で今大会をもって、糸魚川市中学校駅伝競走大会の閉幕を決定しました。
 開会式では、参加生徒にも市内駅伝競走大会の閉幕が説明されました。男子63回、女子33回の長きにわたる歴史が終わることに選手も神妙な面持ちでしたが、選手宣誓では代表選手が市内4ケ校の校名旗の裾を持って宣誓してくれました。最後にふさわしい姿に会場からも大きな拍手が送られました。
 能生中学校男子チームも先輩たちの汗や思いを胸に精いっぱいの襷リレー。コースの高低差が50m程あるアップダウンの厳しい美山公園のコース、県下でもトップクラスの厳しいコースです。襷を渡すと倒れこむ選手もおり、最終的には2位でのゴールでした。



 能生中学校を発着するコースから美山公園のコースに変更してから12年目、中止大会を除くと丁度10回目の開催となりました。県や北信越、全国で勝負できる駅伝選手、長距離選手の育成を目指してのコース設定でしたが、その10回の中での強化が実を結び、県駅伝競走大会の3位以内に3回、北信越駅伝競走大会でも3回入賞と糸魚川市内の中学校の躍進を支えた駅伝競走大会でした。
 能生中学校も過去には県大会3位、北信越大会7位入賞という輝かしい成績を上げることができました。その中でも、広島で行われた都道府県対抗の男子駅伝に県代表として能生中時代に走り、高校での全国駅伝競走大会の都大路や箱根駅伝を走った選手も生まれました。歴史を知るものとしては寂しい限りではありますが、今後も県や北信越、全国で勝負できる駅伝選手、長距離選手が糸魚川の地から生まれてくれることを祈るばかりです。
 閉会式後、全選手、役員の先生方で記念写真を撮って大会を締めくくりました。早朝からの見送りや現地で応援いただいた家族の皆様ありがとうございました。この後、28日には各種新人地区大会が開催されます。引き続きの応援をよろしくお願いします。

 尚、9月21日の糸魚川タイムスに大会閉幕の記事が記載されましたので添付いたします。

糸魚川タイムス 9.21掲載.pdf


2023年09月21日 吉田 和則