能生中学校の風景__

能生中トピックス

猛暑に負けず 能生中SDGs活動



 お盆を過ぎても残暑厳しい日が続いています。夏休みに入ってからはほとんど降雨がない日が続き、体温を越える猛暑日の熱中症警戒アラートの日が続いていました。
 玄関前のプランターや畑の植物も枯れる心配がありましたが、休日や閉庁日も教職員が献身的に水やりを行い、何とか夏休みの2/3を無事に乗り越えることができました。
 サツマイモは青々とツルを伸ばしています。あと一か月ほどで収穫できるまでに成長しました。今年は干し芋作りに挑戦する予定です。
 いといがわコットンプロジェクトの綿花も白綿、緑綿、茶綿とも花を付けました。ピンクや黄色の色鮮やかな花が咲いています。先に花を付けた白綿は、柿の実のような実を付けています。これも一か月後には、白いコットンボールへとなることでしょう。心配した台風の風も吹き荒れることなく、少しは倒れましたが、収穫の時が待たれます。



 グリーンカーテンのゴーヤは、実を6~7個付けました。中の一つを『ハッピーゴーヤ』に成長するまで収穫せずに来年度の種取り用にしました。数は少ないのですが、赤い膜に覆われた熟したゴーヤの種が取れました。来年度以降に生命を繋ぐことができそうです。



 一年生が取り組むグリーンカーテンの命のアサガオやお年寄り見守りフウセンカズラも2階のベランダまでツルを伸ばしました。年を重ねてきたので、アサガオの花は一色だけになっています。来年度は、お願いして他の色の命のアサガオの種を分けてもらう予定です。
 根元の方では、アサガオもフウセンカズラも種が取れるようになっています。2学期が始まったら、生徒たちが種を集めていきます。
 例年にない猛暑の中、生徒や教職員の優しい思いやりの中、植物は成長しています。生徒たちも、この厳しい夏を乗り越えて、逞しく成長してくれていることでしょう。2学期まであと10日ほどの夏休みとなります。夏のまとめをしっかりとしていきます。


2023年08月17日 吉田 和則