能生中学校の風景__

能生中トピックス

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 コロナウィルス禍で中止されていて、昨年度から再開された糸魚川市中学生広島派遣事業が、今年も8/5から二泊三日で行われています。昨年は出発前日に北陸地方を襲った大雨のために、急遽、行程を変更して東京周りで広島に向かいましたが、今年は予定通りに金沢を経由しての出発でした。
 市内4か校から希望した中学2年生10名が参加しており、能生中からは男子生徒2名が参加しました。



 駅の自由通路で行われた出発式では、それぞれの学校で全校生徒が平和への思いを込めて折られた折り鶴が代表生徒へと手渡されました。平和祈念式典に合わせて、平和公園内に飾られます。
 参加生徒を代表して研修に対する思いを能生中のA.R.さんが発表してくれました。「被爆された方々が年を重ね、少なくなっている中、直接お話を聴ける機会をもらえたことに感謝しています。実際の体験を言葉で聴き、その思いを学校の友達や周りの人に伝えていきたいです。この研修を通して世界平和のために、自分たちができることを考えて行動に移していきます。このような貴重な体験を準備いただいた糸魚川市、関係の皆様に感謝しながら、参加者全員で元気に研修してきます。」と力強く述べてくれました。
 参加者は、呉市内の軍事施設跡を見学したり、平和記念式典に参列したりして、7日の夕方に糸魚川に戻ってきます。今後、その世界平和に関する学びが、糸魚川市全体に広がっていくことを祈っています。




2023年08月07日 吉田 和則