夏休みの初日となった25日、午後から能生生涯学習センターを会場に能生中学校区教職員全員研修会を行いました。４小学校１中学校の約60名が、上越教育事務所学校支援第２課の指導主事先生から講演をいただき、学力向上に向けた授業改善や複式学級における授業づくりの指導の留意点等、研修を深めました。
　最初に全国学テや高校入試の問題等で出題された思考力を問われる問題を実際に解いてみて、何故、授業改善が必要なのかを詳しく説明いただきました。ネット上に公開されている資料を活用して、発問の工夫やICT機器の活用方法についても研修を深めました。
　また、能生中学校区では、３か校の小学校で複式授業を行っていることから、実際に複式授業を行っている学校の実践を通じて留意点等を説明いただきました。特に複式授業では児童が主体的に学習を進めることが大切になるので、上級学年の児童の取組の様子を見ながら下級生も成長していく。教材研究も大切であるが、複式学習への取組は、通常学級の学習にも生かしていけるので校内研修の充実を図っていくことの重要性を教えていただきました。
　今後の市の指導力向上研修や要請訪問での授業公開、来年度から始まる中教研の研究に役立てていきます。お二人の上越教育事務所の指導主事の先生方ありがとうございました。