能生中学校の風景__

能生中トピックス

1学期終業式 ~エリック先生thank you very much and see you~



昨日で、1年生72日間、2・3年生73日間の1学期が終了しました。
 終業式に先立ち、各種県大会と地区吹奏楽コンクールの報告会と漢字検定、英語検定の結果と併せて表彰式を行いました。陸上競技部では男子800Mと女子砲丸投に2名の3年生が出場し、男子800Mでは県大会3位。卓球部から個人戦に3年生が1名と女子バレーボール部が参加し、惜しくも1回戦で負けてしまいましたが、自分のベストを尽くせたことやチームとして努力してきたことを県大会という大舞台で思う存分表現できたことを報告してくれました。
 吹奏楽部は中学校Bの部に出場し「百年祭」を演奏しました。百年祭に込められた思いや歴史を感じながら聴いてくださる全ての方たちへの感謝を込めて演奏しました。結果は銀賞でしたが、能生中らしい温かさのある演奏に感動しました。
 能生中生は各種検定にも意欲的に挑戦しています。1学期もたくさんの生徒が漢字検定や英語検定を受検しました。2学期も各種検定を実施予定ですので、チャレンジしてみましょう。
 続いて、エリック先生の離任式が行われました。ALTとして5年間、能生中の英語の学力向上に尽力していただきました。エリック先生からは、5年前にステージ上で自己紹介した時のドキドキを今も覚えていること。5年間にたくさんの生徒や先生と出会ったけれど、能生中が5年前も今も心優しい最高の学校であること。などをスピーチしていただきました。授業や校内で生徒と会うたびに、ユーモアたっぷりのジョークを飛ばすエリック先生のことがみんな大好きです。エリック先生は、アメリカに戻られ家族とほのぼのとした時間を過ごした後には、大学院で日本語の先生になるために勉強されるそうです。最後にエリック先生は、「広い世界のどこかで出会えることがあると思うので、サヨナラは言いません。see you !」と締めくくってくださいました。
 その後、終業式が行われました。各学年の代表生徒が1学期の振り返りをしてくれました。1年生の代表生徒は前日も発表練習を家で一生懸命してくれていたのですが、当日は体調不良で残念ながら欠席となってしまいました。2年生代表の生徒は、目標をもち学習することで成果を出したことや部活動では声を出すことで自分たちの練習の成果を大会で表現できる素晴らしさを発表してくれました。「目標は人を動かす力をもっている!」3年生の代表は陸上の県大会で800M県3位になった生徒です。3年間陸上競技を続ける中で種目変更をしたことで新たな気づきがあったことや部長として部員をまとめあげる苦労やそこから学び高められた成長を発表してくれました。代表者の発表は、学校だよりにも掲載されておりますので、そちらもご一読いただければ幸いです。
 校長先生からは能生中卒業生が甲子園の舞台をかけ、熱戦を繰り広げていること。カーリング、ロコ・ソラーレの藤沢五月さんが新たにボディビルに挑戦したことにからめ、全校生徒へのメッセージが伝えられました。この夏休みには何か今までとは違うことに挑戦し、視点を変えた今までにない感覚を味わってほしい。そして何かを成し遂げ、2学期の始業式を全員で迎えましょう。
 最後に、生徒指導主事より夏休みの生活について再度話しがありました。水難事故や交通事故に気をつけて命を大切にしてほしいこと。何事にも全て最適な時季があり、生徒にとって夏休みは何に最適な時季なのかを考えて生活してほしいことが伝えられました。
 本日より、31日間の夏休みに入っています。この夏休みにしかできない貴重な体験をしてください。また一段と成長した生徒たちに会える2学期を楽しみにしています。






2023年07月25日 熊木 勝