能生中学校の風景__

能生中トピックス

県総体完全燃焼



 7月15日、16日に地区大会を勝ち上がった3つの部活動が県総合体育大会に参加しました。
 15日は、女子バレーボール部が柏崎市総合体育館で中越地区の代表チームと戦いました。会場にはたくさんの保護者の方が集まってくれ、選手の背中を力強く押してくれました。中には現在能生中には子供がいないが、県大会出場を共に喜びたいと駆け付けてくれた地域の方もいました。平均身長で大きく上回る相手チームの強烈なスパイクを必死に拾い、コンビバレーで対抗していく能生中。前半は一進一退だったのですが、徐々に点差を開かれ、惜しくも0対2で敗れてしまいました。しかし、県大会を経験した1,2年生からは「先輩たちとプレー出来て良かった。来年こそは!」という力強い決意の声が聞かれました。
 陸上競技部は、15日、女子砲丸投で3年生女子が参加。あと少しで決勝ラウンドに進めるところまで記録を伸ばしましたが、県16位でフィニッシュ。自己ベストに迫る記録を残すことができました。
 16日は、小千谷市総合体育館で3年男子卓球部員が個人戦に参加しました。対戦相手は中越地区の選手。1セット目を先取して好調なスタート。波に乗るかと思われたのですが、2セット目以降あと少しのところで相手に押し切られ、1対3で惜しくも敗れてしまいました。しかし、県勝負の手ごたえを感じることができました。
 陸上競技の2日目は男子800mに3年生が参加しました。予選では、あと1秒で全国大会の標準記録を突破できるところまで、自己記録を更新して、組2着で決勝に進出しました。午後から行われた決勝は、競技場の照り返しで、体温を越えるような暑さとの戦いでもありました。終始先頭付近でレースを進め、最後の50mで地区大会で負けていた妙高市の選手をかわして見事3位入賞。勝負に徹したレース展開だったため、標準記録を突破することはできませんでしたが、県のトップ3での表彰でした。
 それぞれが、県勝負を夢見て日々の努力を続けてきた運動部活動。3年生の活動は、駅伝競走を除いて一区切りとなります。多くの方々に支えられ、応援されて成長することができました。この思いを大切に、これからは自己実現に向けて努力していくことでしょう。部活動指導員の方々、保護者の皆様、地域の方々本当にありがとうございました。






2023年07月18日 吉田 和則