７月７日の給食は、相馬御風生誕１４０年記念献立でした。相馬御風さんは、糸魚川市の出身でふるさとを愛し、自然や人々の暮らしを大切に思う詩や文章をたくさん残しました。また、糸魚川でヒスイの発見に関わったことも有名です。相馬御風さんの一言がきっかけで、小滝川からヒスイが見つかったそうです。
　記念献立は、そんな相馬御風さんの功績にちなんだメニューとなっていました。御風さんが詠んだ短歌の中に鱈について読んだ短歌がいくつかあるため、主菜として鱈を原料につくられたくし形かまぼこのてんぷら。ヒスイの発見に関わったことから、春雨やもずく、枝豆などを使い、小滝川ヒスイ峡をイメージしたスープが出ました。
　給食中には、相馬御風さんについてや、記念献立に込められた意味を紹介する動画を鑑賞しました。生徒からは「１７時のチャイムの曲名を初めて知った」「ヒスイ峡をイメージしたスープがおいしい」との声がありました。また、給食では珍しい古代米にも興味津々で、おかわりをする生徒も多かったようです。
　今月１４日には、姫川港開港５０周年記念献立もあります。給食を通じて、ふるさと糸魚川についての魅力をより深く知ってもらえるよう願っています。