能生中学校の風景__

能生中トピックス

部活動の集大成 地区男女バレー 卓球個人戦



 23日、24日と男女のバレーボール大会と卓球の個人戦が行われました。
 男子バレーの地区大会は地元能生体育館で開催です。朝早くから他校の選手が来る前に会場設営を部員や指導者、保護者が一体となって行いました。初日は、3チームによる予選リーグ。能生中の初戦は妙高市のチームとの対戦でした。今年の能生中チームは身長は高くありませんが、拾って繋ぐバレー。正確なレシーブとサーブで相手チームを崩し、強打が思い通りに決まっていきます。2対0で快勝しました。2試合目は、昨年の新人大会優勝チーム。惜しいところまで追い込んだのですが、あと少しのところで決められ、0対2の惜敗で2日目の決勝トーナメントにリーグ2位で進出しました。
 2日目は週休日ということで、昨年の先輩も応援に駆け付けてくれ、ギャラリーの応援も一段と力強さが増していきました。
 トーナメントの1試合目は、今年から大会に参加した上越市のクラブチームが相手。ギャラリーからの声援に背中を押され、コートの中で能生中選手が躍動し、2対0で快勝、幸先の良いスタートを切りました。準決勝では、上越市のチームが相手。平均身長で大きく上回る相手チームの強打を拾って、コートの幅やトスのスピードを変化させて攻撃していきます。途中リードしたのですが、最後は押し切られ、接戦でしたが0対2で敗れてしまいました。結果は3位ですが、県大会出場の目標を果たすことができませんでした。しかし、最後まで能生中のバレーを展開した堂々とした戦いぶりでした。
 ホスト校ということで忙しい2日間でしたが、保護者の皆さんからの協力もあり、大会運営も無事に進めることができました。ありがとうございました。
 



 女子バレーボール部は、決勝トーナメントの1日目を柏崎総合体育館で迎えました。朝からたくさんの保護者会の皆さんが集まってくれて部員を勇気づけてくれました。
 決勝トーナメント2回戦は市内のチームとの対戦です。トーナメント進出のチーム同士の戦いなので試合は接戦となりました。1セット目をジュースで落としてしまいましたが、2,3セットを連取。接戦を制した勢いで、上越市のチームと県大会出場権がかかった準々決勝へと挑みました。前半はリードしていたのですが、最後押し切られて1セット目を奪われてしまいます。2セット目は逆にリードされる展開。後がないところからギャラリーの応援を背に能生中バレー部が躍動していきます。何とか逆転で2セット目奪い返しました。運命の3セット目、エンジン全開で戦う能生中。最後はリードを広げて見事接戦を制して準決勝進出と県大会への出場権を獲得しました。前の試合で戦った市内のチームのメンバーも応援してくれ、目標だった県大会出場のチームの夢を達成することができました。
 2日目は会場を柿崎ドームに移しての準決勝からです。柏刈のチームとの対戦。ここでもギャラリーとベンチがコートの選手を勇気づけます。1セットをとられた後、逆転で2対1で決勝へと駒を進めました。
 決勝戦は優勝候補の柏崎のチームです。心を一つに能生中の最後まで諦めない拾うバレーでくらいつきましたが、残念ながら0対2で負けてしまいました。しかし、準優勝。胸を張って、上越地区の代表として県大会を戦います。



 卓球部の個人戦は24日に上越総合体育館で行われました。朝早くから集まってくれた保護者の方に手を振って元気に学校を後にしました。
 個人戦には能生中から男女8名ずつが出場しました。広い体育館に多くの卓球台が用意され、サブアリーナも含めて31台ほどの会場で県大会への出場権を目指して戦いました。
 女子は3年生が3回戦まで勝ち進みましたが、残念ながら県大会までは届きませんでした。男子は県大会出場のかかったベスト16に3年生が挑戦。能生中の全部員と保護者の声援を背に精いっぱいのプレーを展開します。部活動の後、社会体育のクラブチームでも練習してきた成果を発揮し、相手を圧倒して3対0で勝利。見事県大会出場権を獲得しました。
 ベスト8をかけた試合は、上越市内の選手との戦いでした。過去の県大会でも入賞経験がある選手との対戦となりました。強烈なドライブに対応していったのですが、惜しくも0対3で敗れてしまいました。この悔しさを小千谷総合体育館で開かれる県大会にぶつけてきます。
 3年生を中心に取り組んできた部活動。残念ながら一区切りをつけ、新チームにバトンを渡した部もあります。今後7/15、16へと駒を進めたチームや個人もあります。カタチは色々ですが、多くのことを学んだ地区大会でした。皆様の応援と支援のおかげで能生中健児が活躍することができました。ありがとうございました。


2023年06月26日 吉田 和則