能生中学校の風景__

能生中トピックス

地域の絆 能生地域対抗駅伝競走大会



 11日の日曜日に能生地域対抗駅伝競走大会が行われました。能生地域は駅伝が盛んで、春は地区対抗、秋にはチーム対抗の駅伝競走大会が行われています。この春の駅伝競走大会が開かれた経緯は、かつて能生中学校が元気がよく、落ち着かない時代に『生徒を真ん中に学校と地域が連携して中学生の健全育成を目指そう』と地域の方々が、中学生と関わり合いながら一緒に成長していきたいと企画してくれたそうです。その当時から能生中学校の教育信念は『生徒を真ん中に』となったと聞いています。コロナ禍で開催を中止したり、縮小したりしてきましたが、今年度は従来の形に戻っての41回目の大会となりました。
 当日は能生中生40名ほどが地域の方々と襷を通じて交流していきました。保護者の方々もたくさん走っておられ、『親子襷』や『兄妹襷』、『兄弟襷』と直接、襷を継ぐ地域もたくさんありました。応援に駆け付けてくれた方も多数おられました。



 大会開催中は終日雨模様。時おり雨脚も強くなりましたが、参加チームは無事に完走したそうです。写真は将来の能生中生が雨にも負けずに元気よくスタートする様子です。ゴールの様子などもケーブルテレビで放映されて、多くの能生中生が地域の誇りと仲間の思いを襷に載せて、ゴールテープを切っていました。
 翌日の朝に参加した生徒たちに声をかけたところ、「地域の方との慰労会も楽しかった」という声。「もう身体中痛くて痛くて・・」といいながらも笑顔が返ってきました。地区大会を目前にしていた部活動もあり、出たくても地域に貢献できなかった生徒もたくさんいました。
 怪我や風邪等で体調を崩すこともなく、地域の方々と素敵な思い出をたくさん残してくれた生徒たちを嬉しく思います。駅伝大会に参加いただいた選手、役員、応援に駆け付けてくれた皆様、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。




2023年06月13日 吉田 和則