能生中学校の風景__

能生中トピックス

地域を明るくする運動 春の駅前挨拶運動



 24日から4年目となった小・中・高校・地域と連携した挨拶運動がスタートしました。
 コロナ禍で地域が疲弊するときに、能生中生徒会が中心となって近隣の小学校、高校の児童会や生徒会に呼びかけて始まった地域を明るく運動 能生駅挨拶運動。初日は朝方まで雨が降っていましたが、活動が始まる頃には青空も見えてきました。
 能生中生徒は家の方に送ってもらう関係もあり、7:20からしか運動を開始できません。7時頃の電車を利用する方々が一番多いので、花街プロジェクトのプランターとのぼり旗をセットして挨拶運動をスタート。
 今年もバス通学等で参加できない仲間の思いを伝える挨拶標語を準備しました。全校生徒の作品から選ばれたのは3年生男子の標語です。



 近隣の小学校からは、生活委員会の5,6年生とPTA子ども育成部の皆さん、校長先生と担当の先生が参加してくれました。近隣高校は初日まで定期テストが行われていたため、校長先生自らがのぼり旗を掲げて参加してくれました。
 能生中学校からは全校生徒に呼びかけて集まってくれたボランティアの生徒と先生方が35名ほど集まりました。
 地域の方々も保護司会やまちづくり協議会、町内会長会などの方々、能生中PTA二役の方々…総勢60名を越える参加者で活動を行いました。



 電車を利用する高校生や一般の方々からも大きな挨拶をいただき、参加者の声もより大きくなっていきます。高校生の中には、小学校の時にお世話になった先生に走り寄る姿もありました。能生中の卒業生たちは、恩師と明るく談笑しながら、近況を報告してくれます。
 テストに向かう高校生に「テスト頑張って」と声をかけると「がんばりまーす」「無理でーす」と明るく応えてくれました。地域の方からも笑い声があがり、心の距離も近づいたように感じられます。
 最後に女子生徒副会長が、早朝から集まっていただいたことへの感謝や2,3日目も心を一つに、地域を明るくする挨拶をお願いして初日の締めくくりをしました。
 気持ち良い朝のスタートを切ることができました。


2023年05月25日 吉田 和則