能生中学校の風景__

能生中トピックス

令和3年度最終授業日 終業式



 令和3年度の授業最終日の朝です。氷点下の冷え込みで校舎前の水たまりも凍りついていました。寒い朝でしたが、今日も生徒会旗を掲揚する総務委員の姿がありました。今日は、新2年生の姿もあり、伝統を引き継いでいく決意も感じられました。



 終業式に先立ち、3学期の成果となる賞状伝達が行われました。上国連の書写技能認定書初め会、実用英語技能検定、上越バレーボールフェスティバルの賞状伝達です。書初め会では、1年生4名、2年生1名、3年生1名の会長賞受賞があり、1年の部では、会長賞二席となる素晴らしい成果を上げてくれました。この結果は能生中学校規模では、過去にないほどの素晴らしいものです。実用英語技能検定でも中学校卒業レベルの3級に2年生が合格しました。卒業生も準2級に合格しています。1年間を通じても素晴らしい成果をあげてくれました。文化面だけでなく、男子バレーボール部も素晴らしい活躍で、令和3年度を締めくくってくれました。



 終業式の中で各学年の代表が今年度の振り返りと今後の決意を発表してくれました。
 1年生代表のI.M.さんは、友人からアドバイスされた学習法で成果をあげたことを話してくれました。時間を無駄に使っていないか、集中した学習だったかを振り返ることで、学習内容が定着して、成績が伸びたそうです。生活面では、“親しき仲にも礼儀あり”の講話から、相手に対して感謝と敬意を表すためにも言葉を大切にする決意が述べられました。
 2年生代表のS.K.さんは、計画的に進められなかった学習面の取組を振り返り、新3年生にふさわしい行動をしたいと誓いました。また、卒業生を送るプロジェクトでは、ネットを利用しての活動となったが、感謝の気持ちを伝えられた喜びと、自分が卒業するときに充実した中学校生活だったと思えるように行動したいと決意が述べられました。
 校長は、北京オリンピックのメダリストを例にして、“視点をどこに置くか”“どこを見つめて進むのか”を考えて令和4年のスタートを向かえてほしいと話しました。
 150名の能生中生が輝かしく活躍できるような令和4年度のために、今年度をしっかりと振り返り、決意を新たにした終業式でした。


2022年03月23日 吉田 和則