昨年と同様に雲一つ無い青空に半旗がひるがえっています。11年前と同じように朝陽が差し込む穏やかな朝です。
　新３年生の生徒会本部役員が、日常の活動である生徒会旗の掲揚に国旗も一緒に半旗で掲揚してくれました。11年前当時は、まだ保育園の年少組。ただ、保育園の先生や家の方と恐怖を感じていたことぐらいしか思い出せないそうです。

　給食時の放送で、生徒会役員から半旗の意味や当時の悲惨な状況を忘れない、そして、日頃から防災意識をもって活動していこうと呼びかけられました。
　東日本大震災発生時刻の14:46には、全校で黙祷を行いました。東北地方を中心に復興活動はまだ続いています。故郷を離れ、避難生活をされている方々もまだ多くおられます。
　私たちの校区でも２月に雪崩という自然災害で尊い生命が失われました。今後も融雪による被害も考えられます。一人一人が自分の生命を守るために何をすべきか考えて行動していきます。
　ご家庭でも今一度、自然災害発生時の避難確認や防災グッズの準備などお子さんと話し合ってください。