能生中学校の風景__

能生中トピックス

雪を楽しむ 1,2年生スキー・スノーボード教室



 21日に1,2年生のスキー・スノーボード教室を実施しました。学校を出発する時は、晴れ間も見え、成果が期待できる天候でした。感染症の感染対策を徹底して、移動時のバスも換気に注意しながら運行してもらいました。スキー場が近づくにつれて道路の両側の雪の壁も高くなり、風も出てきました。スキー場の積雪は440cm、乾燥した新雪が降り積もっています。
 天候が悪くなったので、開講式は行わず、レストラン内で諸注意を行って午前のレッスンが開始されました。非圧雪で有名なスキー場だけあり、圧雪されたバーンとの境目が分かりづらく、新雪に突っ込む生徒が続出しました。ガスがかかったり、横殴りの雪が降る中、インストラクターの方が安全に配慮しながら教えてくれました。



 昼食はカレーライス。密にならないように班で時間差で摂りました。大鍋で作られたカレーは、野菜も溶け出し、コクの出た最高のルーです。給食や家庭で食べるものと違って、環境もおいしいスパイスを加えています。大盛りやおかわりとお腹と相談しながらおいしくいただきました。冷え切った身体に温かさとパワーを与えてくれました。
 広いスペースでアクリル板も用意してもらい、アルコール消毒も随時行いながら感染予防もばっちりです。



 午後のレッスンは、初心者も慣れてきたのでリフトで移動してレッスンを行いました。雪が降り止むことはなかったのですが、一人一人が上達した充実感を味わうことができました。
 上級者グループでは、スノーボードチームは新雪の中を果敢に攻め、きれいなシュプールを描いていきます。スキーチームもギャップをものともせず、急斜面を滑走していました。
 雪国に生まれた私たちは、雪の厳しさを知っています。昨年は休校となるような大雪も経験しました。しかし、雪を克服する方法や雪を楽しむことも知っています。天候には恵まれませんでしたが、楽しい一時を過ごすことができました。感染防止に配慮くださった、バス会社の方々やスキー場のスタッフの皆さん、安全に気を配りながらレッスンしてくれたインストラクターの方々、本当にありがとうございました。


2022年01月24日 吉田 和則