能生中学校の風景__

いきいきわくわく科学賞 表彰式



緊張の最前席

 標記の表彰式が12月18日、新潟市の新潟日報メディアシップで行われ文化活動部の1年生が出席しました。県知事賞、県教育長賞に次ぐ「新潟日報社賞」の受賞とのことで、日報ホールの金屏風のステージ直下に着席している表情には少なからず緊張感がありました。



受賞の風景

 何気ない動画サイトの飛行物体からスタートしたこの研究でした。飛行距離が不安定なため試行錯誤することも多かったのですが、苦労を重ねた分だけチームワークも高まった気がします。研究レポートの「まとめと感想」には、以下のような、実感のこもった記述がみられました。
 『円筒が飛行するなんて知らなかったし、条件を工夫することで、びゅーっと飛ぶ様子がおもしろかった。実験は苦手だったけれど親しみやすくなった。
 同じものでも条件を変えることで違う結果が出ることがわかった。正確に実験、測定することの大切さを知った。操作によって微妙な差が出るので飛ばすのが難しく、何度も挑戦したけれど、終わった時は達成感があった。
 暑い夏に冷房のない教室にこもって無風状態で実験をした。仲間と良い汗をかいた。協力して実験や考察をすることで結果に意味が出てくることに気付いた。線香臭くなりながら、感動を仲間と共有することができた。』



金屏風の前で

 研究作品の発表にあたって、粗稿を点検してくれたり、プレゼンの仕方をアドバイスしてくれた先輩方、そして各家庭で力強く支えてくれた家族の方々にも感謝でいっぱいです。


2021年12月20日