能生中学校の風景__

能生中トピックス

地域ボランティアに参加 いといがわコットンプロジェクト綿収穫



能生中学校生徒会がその趣旨に賛同して参加している“いといがわコットンプロジェクト”の一環として、aoさんの畑の綿の収穫に参加しました。
今年度から学校での綿花の栽培だけでなく、地域ボランティアとして、綿花の種植えにも参加してきました。5月の種植えに参加した10名のなかで、日程調整ができた3年生女子2名と教職員で綿の収穫を行いました。当日は朝方に降っていた雨のために畑が濡れており、綿の多くが地面に落ちている状態でした。
収穫を開始した時には、雲の切れ間から日差しも差し込んできたのですが、人の背丈まで伸びた綿花の中でしゃがみ込んで作業していたので、シャツやジャージが濡れてしまい、腰も痛くなる状況でした。2時間ほど作業をして、3人で10kgほどの綿を収穫できました。作業が終わる頃には青空もでて、色づき始めた山々も美しい姿を見せてくれました。
収穫した綿をaoさんの工場に届けがてら、職場見学もさせてもらいました。コンピュータ管理がされた裁断機や数えることができないほどたくさんの作業内容ごとの専門ミシン。スチームアイロンの蒸気が工場外に排出されている様子など、日常では見ることができない学びの場となりました。40分ほど丁寧に説明をいただいた後、有名なメーカーに納品される予定の1着数十万もする製品も見せてもらいました。
午後からは、昨年度に赤ちゃんが誕生して“いといがわコットンプロジェクト”から肌着をプレゼントされた教職員の一家も綿の収穫に参加しました。どのような過程を経て、プレゼントされたかが分かる貴重な体験になったと話してくれました。
有意義な休日の一時を過ごすことができました。aoのスタッフの皆さんありがとうございました。






2021年10月15日 吉田 和則