能生中学校の風景__

能生中トピックス

3種類の綿が収穫できています。



  綿花の花と各種綿

能生中学校では、3種類の綿花を栽培しています。先のHPでは、それぞれの花を紹介しましたが、今回は収穫された綿と種を紹介していきます。
いといがわコットンプロジェクトに参加して育てているのが、茶綿です。これは和綿で種が入っているまま収穫した綿をコットンプロジェクトの事務局のaoさんに渡しています。他県の業者さんが製糸され綿を使ってaoさんがオーガニック素材の肌着を縫製して、糸魚川市で生まれ、育っていく赤ちゃんに贈っています。
夏の間は、黄色い花を咲かせて、私たちの目を楽しませてくれました。今も花壇では黄色の花を見ることができます。



   左:茶綿 右:緑綿 下:白綿

緑綿と白綿は洋綿で、茶綿より実が大きく、コットンボールに弾けるまでに時間がかかります。まだ、グラウンドの畑の緑綿も校舎の南側の花壇横の白綿も収穫できたのが2~3で、これからコットンボールになる最盛期を迎えます。
ピンクの花を付けていた緑綿は、種が濃い緑で、綿にも薄らと緑色が入っています。肌触りも良く、目でも色を楽しめます。
白い花を付けていた白綿は、綿も花の色と同じ真っ白です。白綿は、栽培している場所が少し日陰だったので、まだ多くの白い花が見られます。
白綿と緑綿は、種を取りだした後、家庭科の縫製作品の中綿や幼児のおもちゃなどで生徒の学習活動に活かされます。
3種類の綿は、生徒のSDGs活動の中心となって活用されています。




2021年10月06日 吉田 和則