能生中学校の風景__

能生中トピックス

3学年総合的な学習の取り組み



 3年生は総合的な学習のテーマの1つを「地域探求」として、糸魚川市や能生地域の良さを再発見し、将来的に糸魚川地域に貢献しようとする意欲を高める活動に取り組んでいます。その中でも、「高齢社会」と「人口減少」、「安全な暮らし」という視点から、福祉体験活動、地域づくり学習、防災体験活動を行っています。



 9月28日に行った福祉体験活動では、おおさわの里の職員の方を招聘し、福祉の仕事とはどういうものなのか、能生地域の高齢者の現状を踏まえ教授していただきました。また、車いす体験や重荷をつけた高齢者体験も行いました。この活動から、高齢者や障がいをもった方がどのような苦労をされているか、そして正しい介助の仕方を学びました。
誰もが“住みやすい街、糸魚川市の実現”を真剣に考える時間となりました。



 10月1日には、糸魚川市役所の職員の方から、市が進めている地域づくりについて学習しました。糸魚川市では、それぞれの地域に集落支援員の方を配置し、地域の活性化や地域おこし活動を行っています。また、U,Iターン希望者の支援を行うなど地域づくり活動を活発に進めていることを授業の前半に学びました。授業後半は、グループになって、糸魚川の地域資源を生かした地域おこし事業を考えました。どのグループも、仲間と活発に意見交換し、真剣に地域おこし事業を考える姿が見られました。
私たちの“愛する郷土 いといがわ”のために何ができるか学びを深めることができました。


2021年10月04日 霞 英樹