能生中学校の風景__
生徒玄関の前に準備されている20個のプランターでコットンボールから乾燥して綿を伸ばしている茶綿が多くなりました。朝夕の登下校時や昼休みに生徒たちが茶綿を回収してくれています。雨に濡れてしまうとカビやすいので晴れた日で乾燥しているときが収穫の最適日です。ただ、今朝の雨で地面に落ちてしまっている綿もあり、生徒が丁寧に拾ってくれています。重い鞄を担いだままで回収してくれる姿には、感謝しかありません。
下校の時に2年生の女子が野球ボール大の綿を集めて回収バスケットに入れてくれました。まだ、プランターでも2/3程が小さな柿の実ほどで残っています。グラウンドや花壇のものは、黄色の花が咲いている物や小さな実がほとんどで、全体の1/5程度ですが、回収バスケット一杯になるほど集まっています。昨年度の倍程の量が採れればと願っています。18日に延期されて体育祭の際にも収穫前のコットンボールを観てもらえることと思います。
枝から伸びている茶綿を校長室と職員玄関に飾っています。一つのコットンボールから種子を取り囲む茶綿が三個採れます。緑の葉と茶色の綿がかわいい姿で見る者を楽しませてくれます。1年生が育ててくれている緑綿や白綿も9月末には収穫できる予定です。全校生徒で楽しみながらSDGs活動に取り組んでいきます。