能生中学校の風景__

能生中トピックス

地域を明るく元気に 小中高、地域合同挨拶運動



能生中学校生徒会が主催して、近隣の小学校、高校と合同で行う挨拶運動が22日から能生駅でスタートしました。今年度から地域の保護司会の方々も挨拶運動に参加しました。
初日となった22日は、天候にも恵まれて朝から蒸し暑さを感じるほどでした。生徒会総務が挨拶ボランティアを募ったところ15名ほどの生徒が参加してくれました。小学校からはPTAの役員さんと先生が5名ほど、高校からは校長先生をはじめ生徒と生徒会担当の先生方が8名ほど参加してくれました。地域の保護司会からもわざわざ糸魚川から駆けつけていただいた方を含め能生地区担当の方が5名ほどの参加です。
トキ鉄を利用される学生や通勤の方々に大きな声で挨拶を繰り返していきます。高校生の中には昨年度挨拶運動に参加した卒業生もおり、返ってくる挨拶の声も昨年度より大きくなったように感じられました。
運動の最後に生徒会長から「小中高連携の挨拶運動に地域の保護司会の方から参加してもらい、明るい挨拶が飛び交う中で今年度の活動がスタートできた。これからも自分たちができる活動を通して能生地域を明るくしていきたい」と挨拶しました。
初日の様子を糸魚川タイムス、能生ケーブルTVが取材に来てくれました。



2日目の23日は、あいにくの雨模様。自転車小屋に荷物を置いて、雨をよけながら挨拶運動をスタートしました。初日よりも多くの参加者で、45名ほどが「おはようございます。」「いってらっしゃい。」の挨拶を繰り返します。駅の入り口まで距離があったので、一人一人の声も自然と大きくなっていきます。
そんな冷たい雨の中にうれしいサプライズ。昨年度の生徒会長が挨拶運動を進める後輩たちや地域の方々に激励のエールを贈ってくれました。昨年度の生徒会長が、近隣の小学校の児童会や高校の生徒会に呼びかけて地域を明るくする運動をスタートしてくれたのです。地域の代表として贈ってくれた激励は、後輩たちには大きな励みとなりました。卒業して3ヶ月しか経っていないのですが、成長した姿にうれしくなりました。
今日の活動の締めくくりは、女子副会長が雨の中参加してくれた方々に感謝の気持ちを伝えていきます。特に先輩からもらったエールを力として、より能生中の生徒会の活動を発展させたいという強い決意も伝えられました。



参加した生徒会の総務委員は、のぼり旗を片付けた後、濡れた旗をもって学校に戻っても挨拶運動を続けてくれました。この運動をイベントとして捉えるのではなく、日常化を進めていこうとする生徒たちの姿に感動しました。
スクールバスで通学する生徒たちは、能生駅での挨拶運動に参加することができません。しかし、総務の取り組みのおかげで全校に挨拶の輪が広がっていきます。
明日24日には、近隣小学校の児童も挨拶運動に参加してくれます。次世代を引き継ぐ若人で、能生地域を明るくしていきます。


2021年06月23日 吉田 和則