能生中学校の風景__

能生中トピックス

生徒が進める“SDGs活動” 『いといがわコットンプロジェクト』種植え



5月10日の「コットンの日」に先日aoさんからいただいた茶綿の綿花の種を植えました。
生徒会副会長から能生中学校生徒会が、何故、いといがわコットンプロジェクトの活動に参加するのか、昼の放送を利用して全校生徒に分かりやすく説明がありました。その上で、ボランティアを募集したところ40名近くの生徒が種植えに参加してくれました。
最初に外国で作られる綿の問題点として、焼き畑農業やプランテーションの農業の仕組み、有害な除草剤や肥料使用、児童労働等による低賃金や教育を受ける権利が保障されていない事実を学びました。



その後、女子生徒と男子生徒に別れて作業を進めました。女子生徒は、密な活動にならないようにグループを分けて、12個のプランターに種を植えました。プランターには、3~4本の綿花が適切ですが、倍以上を植え付けて成長後に芽引きしていきます。
男子生徒は、グラウンドの角に作られた畑に植え付けました。ビニールのマルチシートの穴に植えたのですが、種の数と参加人数が多かったのでシートが貼られていない畝にも急遽植えたりもしました。
茶綿の種が余っています。植え付け後に発芽したものをポットに入れてお譲りします。希望がある方は連絡ください。



先にHPでも紹介しましたが、連休前に生徒会の本部役員が植えた、昨年度収穫したメイドイン能生中の綿花の種から芽が出ました。植え込みが深かったようで約2週間ほどかかりましたが、茶色の綿帽子をかぶったかわいらしい芽です。大きく育つように見守っていきます。
今年は、5/15の土曜日に行われる早川地区のaoさんの畑での綿花の種植えにも生徒のボランティア8名と教職員が参加してきます。地域の方の考えにふれたり、進めるSDGs活動や地域興しの活動を一緒に体験し、生徒が進める活動の参考にさせてもらいます。能生中生徒会は、学びの機会を求めて地域にも足を運びます。


2021年05月11日 吉田 和則