なかのうニュース__
1年生が砂遊びをしていました。この時期、学校の砂場は陸上大会で走り幅跳びの競技に出る子どもたちの練習の場になります。でも、練習は午後、午前中は1年生の遊びの場です。 実は、子どもたちは砂でたわむれてはいましたが、どうやって遊ぶと楽しいのか、よく分かっていませんでした。 そこで、「山を作る」「水を流す」「穴を掘る」など、ヒントを出すことにしました。遊び方が分かった子どもたちは、どんどん遊びを広げていきました。
これでもか、というくらいバケツで型を取りながら山を作りました。でもほとんど壊しました(それも楽しそうでした)。 山に穴を開けることを発見しました。そこに水を通せることが分かりました。
水が通る道を作るとおもしろいということに気付いた子どもたち。でも、水は流れません(砂だから)。どうしたら流れるか試行錯誤しながら、相談しながらやっていました。思ったような道はできませんでしたが、思っていたのとは違ったすてきな道ができて、大喜びでした。子どもの世界は本当に興味深いです。 教師が少しだけ投げ掛けたヒントが子どもたちの世界を広げることも再確認できました。