なかのうニュース__
今年度の最後の研究授業は3,4年生の道徳でした。中能生小の校内研修と糸魚川市学校教育研究会の道徳部の研修とを兼ねた研修会としました。市内の小中学校から、道徳部員の先生方も参観に来てくださいました。 複式の道徳なので、難しさもありますが、異学年で学び合う面白さもあります。
隣家の鉢植えをつい倒してしまった「ぼく」が黙っていれば分からないとその場をごまかす・・・でも、気になって夜眠れないという場面設定でした。 「ばれたらどうしよう」という自分本位の気持ちから対話を通して「おばあちゃんを悲しませてしまうから正直に言った方がいい」と気持ちが高まっていく子どもたちの姿が見られました。
次に役割演技を行いました。緊張しつつも、おばあちゃんにすべてを話して謝る場面を演じました。「ぼく」を演じた子はもちろん、見守る子どもたちも演技に没頭していました。正直でいることの快さを実感し、これからもそうしていきたいという実践意欲を高めることができました。 その後の協議会では、活発な意見交流がなされました。中能生小の子どもたちが生き生きと学ぶ姿を見ていただけて嬉しかったです。